ハチドリ電力が新たな社会貢献の形を提案
株式会社ボーダレス・ジャパンが運営する「ハチドリ電力」は、環境保全と社会貢献を両立させる新たな取り組みで注目を集めています。自然エネルギー100%の電力を提供する同社は、電気代の1%を自動的に社会貢献活動に寄付する「ひとしずくアクション」を立ち上げました。このたび、新たにNPO法人コモンビートがこの取り組みに参加することが決定しました。
「ひとしずくアクション」とは、日常の電気代を支払うことで無理なく社会支援に参加できる仕組みです。多岐にわたる団体が登録しており、寄付先を選ぶことで月々の電気代の1%が自動的に支援活動に活用されます。これにより、環境保全、子ども支援、地域振興、福祉、動物保護などの活動を身近に感じることができるのです。
コモンビートの活動とは
新規加盟団体であるNPO法人コモンビートは「個性が響きあう社会へ」という理念のもと、「100人100日ミュージカル®プログラム」を展開し、多様な人々との共創を通じて文化活動を行っています。団体設立から22年目を迎え、7,500人以上がプログラムに参加し、25万人以上の観客を動員するまでに成長しました。コモンビートの代表理事・安達亮様は、「ひとしずくアクション」への参加を通じて、社会への積極的な影響が期待できると述べています。
安達様は次のように発言しています。「私たちは表現の楽しさをすべての人々に届けることを目指しています。日常生活の中で社会貢献を実現できる「ひとしずくアクション」は、市民が日常生活で誰かを支える仕組みです。電気を選択することが、子どもたちの新たな挑戦や成長のサポートに繋がる希望です。」
オンラインイベント「ひとしずくのはじまり」
この新しい加盟を記念して、「ひとしずくアクション」のオンラインイベント「ひとしずくのはじまり」が開催されます。このイベントでは、コモンビートの活動紹介を含む様々な内容が展開されます。日時は2025年12月23日(火)19:15〜20:00で、形式はオンライン(Zoom)となります。
イベント参加は無料で、事前申し込みが必要です。参加者は、新たに加盟したコモンビートの説明を聞き、団体の代表者やハチドリ電力の田口氏との交流を通じて、社会貢献や地域振興についての意見交換を行うことができます。
ハチドリ電力の成り立ちと理念
ハチドリ電力は、2020年から二酸化炭素を排出しない電力供給を行っております。自宅や店舗の電気代の1%を様々な社会貢献活動へ寄付し、さらに1%を自然エネルギー発電所の増設のための基金に充て、より多くの人々に自然エネルギーの重要性を伝えています。これまでに約1万人の顧客がこの取り組みに参加し、環境保全と社会支援の両立を模索してきました。
これからもハチドリ電力は、日常生活の中で簡単に社会貢献ができる仕組みづくりを進め、より良い社会の実現へと邁進していきます。