手塚治虫文化賞の30周年を祝う「マンガ大賞」最終候補作品が決定
2025年に開催される手塚治虫文化賞が30周年を迎え、記念すべき「マンガ大賞」の最終候補作品が選定されました。この賞は、マンガ界の重要な栄誉の一つであり、毎年多くの注目を集めています。今回の最終候補には、全10作品がノミネートされています。
最終候補作品一覧
最終候補として選ばれた作品は以下の通りです。著者名と出版社も記載しています。
- - 『家守綺譚』近藤ようこ/梨木香歩(新潮社)
- - 『君と宇宙を歩くために』泥ノ田犬彦(講談社)
- - 『これ描いて死ね』とよ田みのる(小学館)
- - 『趣都』山口晃(講談社)
- - 『隙間』高妍(KADOKAWA)
- - 『ソラリス』森泉岳土/スタニスワフ・レム(早川書房)
- - 『半分姉弟』藤見よいこ(リイド社)
- - 『ボールアンドチェイン』南Q太(マガジンハウス)
- - 『本なら売るほど』児島青(KADOKAWA)
- - 『ROCA コンプリート』いしいひさいち(徳間書店)
選考は、2025年11月から2026年1月にかけて一般からの推薦枠と社外選考委員の推薦に基づいて行われました。
賞の発表と贈呈式
「マンガ大賞」の受賞者は、最終選考委員会により決定され、結果は朝日新聞朝刊やデジタル版で記載される予定です。賞の発表は2026年4月下旬を予定しており、贈呈式は6月11日に東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開催される予定です。
選考委員のメンバー
選考を行う委員は多彩な顔ぶれが揃っており、実力派の漫画家から学者まで様々です。以下のメンバーが参加しています。
- - 秋本治(漫画家)
- - 里中満智子(マンガ家)
- - 高橋みなみ(タレント)
- - 中条省平(フランス文学者、学習院大学名誉教授)
- - トミヤマユキコ(マンガ研究者、白百合女子大学准教授)
- - 南信長(マンガ解説者)
- - 矢部太郎(芸人・漫画家)
- - 坂尻顕吾(朝日新聞社取締役・編集担当)
- - 渡部薫(朝日新聞文化部長)
手塚治虫文化賞について
手塚治虫文化賞は、マンガ界の発展に寄与し、手塚治虫氏の業績を称えるために設立されました。1997年から続くこの賞は、優れたマンガ作品や作者を表彰し、日本のマンガ文化の向上に貢献しています。
主な受賞部門は「マンガ大賞」、斬新な才能に贈られる「新生賞」、短編や4コマなどに焦点を当てた「短編賞」、そして文化的な貢献に対する「特別賞」があります。特にマンガ大賞受賞作には、300万円の賞金とともに、鉄腕アトムのブロンズ像が授与されます。
このように手塚治虫文化賞は、ただの賞に留まらず、日本の漫画家たちにとっての名誉と誇りに満ちた存在です。これからも多くの才能がこの舞台から輩出されることを期待しています。
公式情報については、
手塚治虫文化賞公式サイトや、
公式Xをご確認ください。