クリープハイプの短編映画『変な声』がSSFF & ASIA 2025で話題賞受賞
アジア最大級の国際短編映画祭である『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』(SSFF & ASIA) 2025年の話題賞が、クリープハイプの短編映画『変な声』に決定しました。この映画祭は、アカデミー賞公認のイベントとして知られており、毎年多くの映像人や作品が注目を集めています。
映画の背景と制作チーム
『変な声』は、クリープハイプが2024年12月にリリースしたニューアルバム『こんなところに居たのかやっと見つけたよ』に収録されています。尾崎世界観が脚本を手掛け、阪元裕吾が監督を務め、この作品はクリープハイプのレコーディングスタジオでの会話劇を中心に展開される物語です。
レコーディング中のやり取りから生まれた劇的なシーンは、多くのファンの心を掴むことでしょう。
受賞に際したイベント情報
オープニングセレモニーが2025年5月28日、東京のTAKANAWA GATEWAY CITYで開催される予定です。このイベントには、尾崎世界観と阪元裕吾監督が登場し、レッドカーペットを歩いた後、映画祭から話題賞のトロフィーが授与されます。
キャストとロール
この短編映画では、池松壮亮、森七菜、森優作、そしてクリープハイプのメンバー自身も登場するという豪華なキャストが揃っています。池松壮亮はレコーディングエンジニア役、森七菜はレコード会社のディレクター、森優作はクリープハイプのマネージャーとしてそれぞれの役を演じます。これにより、物語はリアリティを持ちつつ、エンターテインメント性も兼ね備えた作品に仕上がっています。
監督と脚本家に焦点を当てる
阪元裕吾監督は、過去に数々の映画を手がけており、特に『ベイビーわるきゅーれ』シリーズが話題となりました。彼の作品は、独特のスタイルとテンポで知られており、『変な声』も彼の手によって新たな魅力が引き出されています。
一方、尾崎世界観はロックバンドのボーカル兼ギターであるだけでなく、作家としても活動しており、その独自の視点が作品の脚本に反映されています。彼のキャリアは音楽に留まらず、多岐にわたるクリエイティブな表現をしています。
映画祭の詳細
SSFF & ASIA 2025は、2025年4月24日から6月30日まで開催され、様々なショートフィルムの上映やアワードセレモニーが行われます。特にオープニングセレモニーでは、多彩なゲストが参加し、多くの映画ファンが集結することが見込まれます。
この映画祭には、一般の観客もチケットを購入することで参加可能であり、短編映画の評価や新たな才能の発見の場にもなっています。
最後に
クリープハイプの『変な声』が獲得した話題賞は、彼らの作品の新たな一歩を示す重要な節目となりました。映画は音楽と同様に、人々の心に響く力を持っており、この作品もまたその一例です。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。