川上和人の爆笑エッセイ、全20刷の快挙!
川上和人氏の著作『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』が3月19日に全国書店で20刷を迎え、読者からの圧倒的な支持を受けていることが発表されました。この本は、自然科学の専門家がその職業柄、繰り広げる命がけの冒険談を描いたエッセイで、多くの読者に愛される理由が詰まっています。
鳥類学者の過酷な日常
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』では、川上氏の出張が火山やジャングル、無人島など多岐にわたり、その現場での奮闘ぶりが描かれています。なかでも、溶岩を噴出する火山の傍で響く巨大蛾の音、そしてウツボとの戦いといった、まさに命がけの挑戦が面白おかしく語られています。著者はとある場面で吸血カラスを発見した際、これまた面白おかしい理由から意気消沈してしまうというシュールなエピソードを紹介しています。
体力が最も要求される現場での出来事が、どのようにして川上氏のユーモア溢れる言葉に変わるのか、読者は思わず引き込まれてしまうでしょう。
8年の時を超えた人気
この書籍は2017年に初版が発売され、以来8年以上にわたり愛され続けています。その魅力は、ただの鳥類学者のエッセイに留まらず、日常の出来事を生き生きと描写し、ユーモア溢れる視点を提供している点にあります。『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』は、理系的な視点から物事を進らせる一方で、その中にある人間的な感情もしっかりと描かれているのが特徴です。
読み継がれる理由
川上氏は、豊富な知識とユーモアを駆使して、ただの科学者の顔を超え、実際に見聞きした現場の臨場感を伝えます。このブックは、冒険者たちが日常で直面する課題や、コミカルな視点が読者に新たな発見をもたらします。おそらく、理系の知識があってもなくても十分に楽しめる内容に仕上がっていることでしょう。
過酷な冒険の数々
書中には、南硫黃島での鳥類観察が描かれ、山登りや、熱帯林における不安、吸血生物との遭遇といった多彩な冒険が語られています。「冒険しすぎ」というタイトルの章では、様々なサプライズが待ち受けており、読者は最後まで興味を持ち続けます。さらに、著者の経験や見解に基づいた独特の考察も織り交ぜられており、読み応えある内容となっています。
購入方法
本書『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』は、新潮社から出版されており、全国の書店やオンラインで購入可能です。また、著者である川上和人氏は、数々の鳥類関連書籍を手がける農学博士であり、実績が豊富です。学術的な内容だけでなく、エンターテイメントとしても楽しめる本書は、ぜひ手に取ってみてください。日常から少し離れた冒険の世界に浸ることができるでしょう。