医療業界の新たな教科書、2026年刊行予定
2026年7月に、医薬品や医療機器の業界で待望されている学術的な教科書『メディカルアフェアーズ学患者さんにくすりが届くそのすべての道のりを科学する』が発表される。この本は、特に製薬企業や医療機器企業で、医師や薬剤師、研究者たちが「メディカルアフェアーズ」に取り組む上での指南書となることが期待されている。
メディカルアフェアーズとは?
医療の現場において、患者に最適な治療を提供するために必要な知識と技術を備えた人材が、高度な専門性をもって活動する「メディカルアフェアーズ」は、近年ますます重視されている。その内容は、医師や研究者が患者のためにどのように協力し、データを創出し、戦略を構築していくかに関するものだ。
2026年7月24~25日には、日本橋で第17回日本製薬医学会年次大会が開催され、ここでは「求められるメディカルアフェアーズ」をどう定義し、計測するかという重要なテーマが議論された。このセッションでは、メディカルアフェアーズの活動を学問として捉える必要性が一層強調された。
書籍の内容
本書では、メディカルアフェアーズ活動を「患者にくすりが届くプロセスを科学する学問」として位置付け、メディカル戦略、エビデンス創出、リアルワールドデータ、メディカルサイエンスリエゾン活動、そしてAIの活用まで、包括的な知識が提供される。すなわち、科学的で中立的な視点から、企業内外のステークホルダーと患者中心の価値観を共有し、実践へとつなげる方法が解説される。
著者たちは、医薬品開発能力促進機構(DDCP)のメンバーであり、医療業界におけるニーズや課題を熟知している。特に、メディカルサイエンスリエゾンは、医療従事者との意義ある対話を通じて、アンメットメディカルニーズを掘り下げる役割を果たす。この教科書は、次世代のサイエンスリーダーに向けた重要な資料となる。
誰に向けて
この書籍は、メディカルアフェアーズに関連する多くのプロフェッショナルたちを対象にしており、特にメディカルサイエンスリエゾンやメディカルリード、薬学部や医学部の学生たちにとって、専門知識を深めるための優れたリソースとなる。目指すべきキャリアパスを明確にし、実務に役立つ具体的な戦略を教えてくれるだろう。
価格とページ数
書籍はB5変形248ページで、価格は5,940円(税込)で購入可能。全11章が用意されており、図も豊富に収録されている。
お問い合わせ
本書に関する取材や著者インタビューのリクエストは、株式会社メディカル・サイエンス・インターナショナルまでご連絡を。
この教科書は、医薬品と医療機器業界の未来を切り開く重要な一歩となるであろう。