カンヌ国際映画祭マーケットでの映画プロデューサー募集がスタート!

2025年5月、カンヌ国際映画祭に併設されるマーケット「Marche du Film」で、特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）が映画プロデューサー及びIP企画を募集中です。世界中の映像制作者が集まり、映画の商談、フォーラム、パネルトーク、ネットワーキングなどが行われるこの場は、映画関係者にとって貴重な機会であると言えます。

「Marche du Film」は、毎年120ヵ国以上から多くのプロデューサーが集まる国際的な映画マーケット。このイベントでは、映画の商談だけでなく、各分野のイベントやワークショップも開催されます。また、国際共同制作に向けたプロジェクトやIP企画のピッチなども行われ、参加者は他国のプロデューサーとのネットワーキングも可能です。

さらに、特別プログラム「Spotlight Asia」はアジアの映画制作者と、他地域のプロデューサーが共同で制作を行うための橋渡しをすることを目的としています。アジアの映画IPをピッチし、各国の助成金制度を知ることが可能です。これにより、アジア映画の国際展開を促進することを目指しています。

同じく「Producers Network」は、映画プロデューサー専用のプログラムで、400人以上のプロデューサーが選ばれ、国際共同製作の可能性を広げる機会を提供します。これらのプログラムに参加したい映画プロデューサーにとっては、名刺を交換し、アイディアを共有することで新たなプロジェクトが生まれる可能性があります。

募集概要

- 開催期間: 2025年5月13日（火）〜21日（水）
- 応募資格:

1. Spotlights Asia及びProducers Networkのいずれかのプロデューサーとして、長編映画の劇場公開経験があり、国際映画祭での上映経験が必須。
2. IPピッチ用に海外のプロデューサーへ提案する出版IPを持つことが条件。

- 募集人数: それぞれ3名及び2企画ほど。
- 参加費用: 無料（移動費や宿泊費は自己負担）

応募方法は、指定のリンクからエントリーします。応募締切は2025年4月14日です。また、ショートメールで問い合わせする際には、件名に「カンヌ Spotlight Asia」と記入が求められます。

この絶好の機会を逃さず、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか？映画界の新たな一歩を踏み出すチャンスが、あなたを待っています！