Yuriの世界挑戦
2025-08-05 12:04:46

過去を抱えて母への思いを胸に、Yuriが世界の舞台に挑む!

過去を抱えて母への思いを胸に、Yuriが世界の舞台に挑む



2025年11月、アメリカ・ラスベガスで行われる「INBA PNBA Natural Olympia」に向けて、パーソナルトレーナーのYuriが出場します。この大会は、ドーピングを一切行わないナチュラルアスリートだけが参加できる、まさにボディメイク界の最高峰のコンテストです。Yuriは、2025年5月に開催されたINBA JAPANで“Angelカテゴリー”の3部門を制し、プロ資格を獲得。ついにこの舞台に立つこととなるのです。

Angelカテゴリーは、ボディメイクの美しさに加えて、衣装や表現力、華やかさが求められる女性らしさが重視される特別な部門です。しかし、Yuriの挑戦は単なる競技にとどまりません。彼女の背後には、8年もの間会っていない母への静かな思いが隠されているのです。

「私が世界大会に出ることで、母と再会するきっかけができるかもしれない。今の私を見てもらいたい」とYuriは語ります。幼少期、家庭の事情により突然いなくなった母。彼女は当時8歳、そして自閉症の弟と共に残され、日々の生活をまったく小さな自分が支えてきました。食事の準備から弟の世話まで、彼女は母代わりに成り立たなければならなかったのです。

それにも関わらず、「頑張ってるね」と誰かに認められることはなく、小さな肩に背負った責任は重すぎました。甘えたいという気持ちは、いつの間にか胸にしまい込まれてしまったのです。高校を卒業後、子ども好きだった彼女は保育士の道を選び、21歳で母となり、約10年間保育士として多くの子どもたちと向き合ってきました。

その後、体型の変化をきっかけにジム通いを始め、産後のコンプレックスを克服していきました。努力によって身体が変わっていく過程は、彼女自身が生きていく上で大きな意味を持つ出来事でした。自分のために頑張るという初めての経験は、Yuriに新たな自信をもたらし、彼女はトレーナーとしても活動し大会に挑戦するようになったのです。

そして迎えたINBA JAPANでの優勝は、Yuriにとって“私らしさ”を初めて肯定された瞬間として重く受け止められました。クラウドファンディングを始めるきっかけは、ジムに通う生徒の一言でした。「ラスベガスの世界大会に出るのに自費なら、応援するよ!」その言葉が、彼女の背中を押しました。

現在、Yuriは約65万円の支援を募っています。資金は渡航費や滞在費、大会準備費に充てられることになります。支援者には、大会限定のTシャツやトレーニング体験、記念フォトなどのリターンが用意されています。さらに、2025年8月9日には東京ビッグサイトで「フィットネスで人生を豊かに!」というステージイベントにも出演予定です。そこでYuriは、Angelカテゴリーのパフォーマンスを披露し、世界大会への思いを表現します。

「過去にどんなことがあったとしても、人生は変えられる」「私らしさを誰にも遠慮せずに表現したい」とYuriは語ります。これは単なる夢ではなく、彼女にとっての人生の証明なのです。彼女の挑戦には、多くの人にとっての勇気と希望が込められています。リーダーシップと情熱を持って、Yuriの世界への挑戦にぜひ注目してください。


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