LuckyFM茨城放送の新時代
2023年6月25日、LuckyFM茨城放送の社長に黒坂修氏が就任することが発表されました。黒坂氏は、エフエム東京での豊富な経験を生かし、これからのメディアビジネスに挑んでいくことを決意しています。彼の取り組む新たなステージと、その展望について詳しくご紹介します。
黒坂修氏の経歴と就任の背景
黒坂修氏は1981年に早稲田大学法学部を卒業後、エフエム東京に入社。その後、2019年には同社の社長に就任し、2025年3月には業務を離れる予定です。エフエム東京で培った編成や営業の経験をLuckyFMに持ち込むことで、さらなる成長を目指しています。
LuckyFMについて
LuckyFM茨城放送は、茨城県水戸市に本社を置く唯一の民間放送局で、94.6MHz/88.1MHzで放送しています。2022年からは国営ひたち海浜公園で「LuckyFes」と呼ばれる大型夏フェスを開催し、国際的にも注目されています。黒坂氏は、今年の8月には特に豪華なアーティストが集まるとし、約10万人の来場者を見込んでいると明言しています。
デジタル時代の挑戦
黒坂氏は、「LuckyFMはデジタル超多メディア時代においても、逆境をバネにして独自の存在感を強めている」と語ります。ここの魅力は、ほぼすべての番組が自社制作であり、関東1都6県でradikoを通じて無料で聴くことができるという点です。これにより、より多くのリスナーにアクセスし、地域密着型のサービスを展開しています。
文化圏の拡大に貢献
黒坂氏は、LuckyFMの強みを生かし、「LuckyFM文化圏」ともいえる新たな発信力を築いていく考えを示しています。彼は、メディア事業全体を見渡しつつ、文化圏の拡大に貢献することが自らの使命であると強調しています。これにより、茨城と首都圏のより一層のつながりを作ることを目指しています。
今後の展望
今後、LuckyFM茨城放送は、プロバスケットボールチームの茨城ロボッツや音楽情報サイト「BARKS」との連携を深め、多様なコンテンツの提供を進める方針です。また、グロービスグループとの連携によるさらなるビジネスチャンスの拡大も期待されています。
黒坂修氏の就任は、LuckyFM茨城放送にとって、新たな飛躍の合図とも言えるでしょう。彼の手腕に期待が寄せられています。今後の取り組みに注目が集まる中、LuckyFMのさらなる成長が期待されます。