戦慄のサイコ・サスペンス、オードリー・リー著『記憶の帝国』が日本上陸
全米で話題沸騰の著作、オードリー・リーによる『記憶の帝国』(原題:The Mechanics of Memory)がついに日本に登場しました。新潮文庫から2026年4月22日に発表されたこの作品は、発表以来、エドガー賞最優秀新人賞の最終候補にも選ばれたことで、その注目度はますます高まっています。
内容概要
『記憶の帝国』は、超高級精神医療施設である「ワイルダー」を舞台に、ホープ・ナカノという主人公が記憶の再固定化治療を受ける姿を描いています。入所から一年以上、彼には記憶が欠落しており、最先端技術による治療が提供される中で、彼の心には不安の影が忍び寄ります。
記憶操作の危険性
この革新的な治療法は、記憶を回復させるだけでなく、改変することが可能とされています。しかし、ホープは次第にその記憶が本当に自分のものなのか疑念を抱くようになります。治療の効果と共に、姿を消す入所者や増加する投薬の実態に気付き、彼はこの施設が隠す暗い真実を掘り下げていくのです。
パートナーとの関係
ホープは、治療を受けているはずの施設で自分を待つパートナーへの信頼さえも揺らいでしまい、彼の心理的葛藤は物語を通じて深まります。果たして彼がこの施設から無事に出られるのか、そして記憶の真実はどこにあるのか、その行く先は目が離せません。
著者について
オードリー・リーは、カリフォルニア大学バークレー校で教育学の修士号を取得した経験を持ち、20年以上の教育現場でのキャリアがあります。『記憶の帝国』は彼女のデビュー作で、オーディオブック版はIPPY最優秀ミステリー/スリラー部門金賞を受賞するなど、多方面で評価を受けています。
翻訳を手がけた高増春代さんは、日本女子大学大学院で英文学を学び、スポーツ記事の翻訳などを担当してきた実力派です。彼女の訳文が作品の魅力をさらに引き立てています。
気になるデータ
- - タイトル: 記憶の帝国
- - 著者名: オードリー・リー
- - 発売日: 2026年4月22日
- - 定価: 1,375円(税込)
- - ISBN: 978-4-10-241241-1
この新たなサイコ・サスペンスが、あなたの記憶に残る作品となること間違いなしです。ワイルダーという施設の謎を解き明かす旅を、ぜひお楽しみください。