ShodoがAIを活用したWord校正機能を正式リリース！

ShodoがWordに新たに追加した生成AI校正機能

株式会社ゼンプロダクツは、2025年5月1日（木曜日）、その提供するWebサービスShodoにおいて、Microsoft Wordから直接生成AIによる校正が行える新機能を発表しました。この進化により、文章の校正・校閲作業がより一層効率的に実施できるようになります。

Shodo（shodo.ink）は、AI技術を利用した文章校正サービスであり、ブラウザーやWordに統合して利用可能です。今回のリリースでは、生成AIを搭載することで、時制や文脈、さらには常識にかかわるチェックも行えるようになりました。これにより、ユーザーは従来の面倒な手作業を減らしつつ、自然な推敲を行うことができるのです。

生成AIによる校正の特長

Shodoの新しい生成AI校正機能は、以下の3つの重要なチェックポイントを持っています:

1. 時制の確認: たとえば、「昨日、待ち合わせをする」といった文のように、時制の誤りを指摘します。
2. 文脈の整合性: 「私と清原の3名で伺います」という文など、文脈との相違がある場合にその不整合を知らせます。
3. 常識に基づいた指摘: 「豪州の首都シドニーでの開催」のように常識に反した表現を指摘します。

これらの機能を通じて、Shodoでは誤字脱字や変換ミスに加えて、校閲を受けたような質の高い指摘を受けることができます。文そのものは再生成されることがなく、著者の意図や表現が損なわれる心配もありません。

ShodoのWordアドイン導入方法

ShodoをWordに導入するのはとても簡単です。まず、Wordのリボンメニューから「ホーム」タブを開き、「アドイン」を選択します。検索ボックスに「Shodo」と入力し、表示されたアドインを選んで「追加」することでインストールが完了します。

このアドインは、ダウンロード版Microsoft Wordだけでなく、Microsoft 365やiPadのWordアプリにも対応しています。ただし、Legacy EdgeやInternet Explorer 11用出の動作は保証されていないため、注意が必要です。詳しいインストールガイドはこちらで確認できます。

セキュリティへの配慮

Shodoの生成AIは、ユーザーの書く文章を学習することなく、安全に利用できるよう設計されています。これにより、他のユーザーに情報が漏れる心配もなく、プライバシーが守られます。また、設定画面から生成AI機能を無効にすることもでき、必要に応じて自分のスタイルで校正や執筆を行うことが可能です。

料金プランと利用条件

ShodoのWordアドインの利用には、月額1,000円（税込）のプレミアムプラン以上の契約が必要です。このプランに加入することで、生成AIによる校正だけでなく、校正ルールのカスタマイズや表記ゆれの登録といった機能も利用できます。

株式会社ゼンプロダクツについて

株式会社ゼンプロダクツは、「誰もがアーティストである」という信念のもと、煩雑な日常作業や労力を削減し、すべての人が創造性を発揮できる環境を提供することを目指すITスタートアップです。

この新しいShodoの機能は、文章作成や校正を行うクリエイターやビジネスパーソンにとって、意義深いツールとなるでしょう。