株式会社労働開発研究会が新たに発表した書籍『一読でわかる労働法入門』が、2026年4月28日に発売される。この本は、労働法を学び始める人々に向けて作られており、法の本質や実務に役立つ判断基準を解説している。
著者は、弁護士の壱岐祐哉氏。この書籍は、労働法の概念を体系的に理解するための道しるべを提供しており、具体的な労務問題に直面したときに役立つ情報が凝縮されている。労働法について深く知りたいと考えている方や、実務において判断に迷った際のリファレンスとなることを目的としている。
本書の特徴
本書の大きな特徴は、労働法の全体像をつかむための章立てと解説にある。全11章にわたり、労働法の基本的な部分から、現在の労働市場における非正規雇用や労働者の権利ゼンニがテーマとして取り扱われている。特に、人権やハラスメント、労働時間、安全と健康に関する章は、仕事をする上で非常に重要な項目である。
目次の内容
1. 労働法の基本
2. 採用から試用期間まで
3. 労働者の人権・ハラスメント
4. 労働時間
5. 労働者の安全と健康
6. 人事権の行使
7. 懲戒
8. 労働契約の終了
9. 非正規雇用労働者
10. 労働組合・労働組合法
11. 紛争手続
各章では、労働法の規定や判例が紹介されており、実際の場面でどのように活用できるのかを考察する内容も用意されている。実務担当者が困惑する具体的な問題に対して、「このように考えれば良い」といった指針を示すことが可能になる。このように、本書は「労働法の土地勘」を培うための優れた教材となっている。
著者について
壱岐祐哉氏は、平成28年に司法試験予備試験に合格。その後、企業法務を中心に、M&Aや労働訴訟など数多くの知識と経験を積んでいる。また、著者としての活動も活発で、労働法に関するセミナーや講演も行っている。彼の経歴は、法学部卒業後に弁護士登録を経て、数々の法律事務所で活動してきたことから、実務に即した答えが期待できる。
セミナー開催
『一読でわかる労働法入門』の出版に伴い、労働法を効率的に学ぶための全10回シリーズセミナーも開催予定。こちらのセミナーでは、著者が直接講師を務め、労働法の知識を深めることができる。実務に基づいた内容を学ぶことで、より効果的に労働法を理解する手助けとなるだろう。
最後に
労働法を初めて学ぶ方や、現在の法令に不安を持っている方々にとって、『一読でわかる労働法入門』は手元に置いておきたい一冊である。実務に役立つ知識を身につけ、法的トラブルから身を守るための第一歩を踏み出してみてはいかがだろう。