北欧デザインの真髄を探る
2025年4月14日、株式会社ハースト婦人画報社から新たに『モダンリビング』No.280が発売されます。本号では、「北欧ラグジュアリー」のテーマを掲げ、安らぎの時間をもたらすインテリアデザインの豊かさに焦点を当てます。
北欧デザインの根底にあるもの
昨年は「北欧+αのインテリア」と題し、北欧デザインの広がりを探求しました。今年は、その背後にある高い技術力と真摯なデザイン精神に改めて目を向けます。北欧で培われてきた価値観やデザインの精緻さが、「ラグジュアリー」と呼ばれる所以はここにあります。お気に入りの家具に囲まれ、デザインの美しさを実感しながら過ごす時間――それはシンプルではありますが、実際にはとても難しいことです。この豊かさを「ラグジュアリー」と認識し、北欧の暮らしから学ぶべき本質が潜んでいるでしょう。
ダイナミックなインテリアの潮流
北欧のインテリアブランドの歴史を振り返ると、名作たちの背後には高度な技術と優れたデザインが密接に関係しています。デザイナーたちは、理想的な暮らしを実現するために高められたクラフトマンシップを持ち続け、今でもこの伝統は脈々と受け継がれています。今回の特集では、北欧インテリアを形づくる新作や復刻版、さらには再注目の名作アイテムを紹介します。
行正り香の照明デザイン術
北欧の照明文化に魅了され、空間を光でデザインする生活空間プロデューサーの行正り香さん。彼女が独自に提唱する「PACDR」の五灯式照明術は、日本の美意識を根底に持つ『陰翳礼讃』と北欧のデザイン哲学を融合させたものです。その美しさを体験すべく、行正さんのアトリエを訪れました。彼女の作品からは北欧で重視される「ヒュッゲ」と、日本の伝統的な「陰翳」が静かに共存していることが感じ取れました。
皆川明のアート作品
ミナ ペルホネンの創業者、皆川明さんは、来年ブランド設立30周年を迎えるにあたり、アート制作にも情熱を注いでいます。福岡や盛岡にある店舗に、彼が手がけた作品をお花のように飾ることで、暮らしに優しいアクセントを加えています。
織田ハウスの完結
椅子研究家である織田憲嗣さんが22年間過ごした北海道・東神楽町の自邸から離れることになりました。名作椅子やデザインの魅力を数多くの読者に伝え、彼が築いた日本のデザイン文化への貢献を振り返ります。
特別な付録付きの号をお見逃しなく
今回は、『モダンリビング』定期購読者限定で、Denon Home 150 スマートスピーカーも締めてお届けします。音声で操作できるこのスピーカーはスタイリッシュでありながら、豊かなサウンドを楽しむことができます。このアイテムを年間購読とセットで特別価格でお求めできる機会は、お見逃しなく!
『モダンリビング』の歴史
『モダンリビング』は1951年に創刊され、70年以上にわたりラグジュアリー住宅誌として高い信頼を得てきました。広い装丁とわかりやすいアドバイスで、インテリアに関する幅広い情報を提供しています。デジタルメディアやイベント事業も手がけ、多角的なアプローチで読者を支援しています。
この特集を通じて、北欧ラグジュアリーの奥深さと魅力をぜひ体験してみてください。