国立劇場の歌舞伎鑑賞教室で「忠臣蔵」の魅力に浸る

国立劇場の歌舞伎鑑賞教室を楽しもう！

国立劇場での特別な歌舞伎鑑賞教室が、6月4日から21日まで開催されます。今回は「仮名手本忠臣蔵」でも有名な赤穂事件に焦点を当てた、忠臣蔵の外伝が上演される予定です。物語は赤穂浪士やその周辺人物にまつわるもので、観る人々を魅了するストーリーが盛りだくさんです。

魅力的な演目

「忠臣蔵」のテーマは多くの日本人に馴染み深いですが、今回のプログラムではその中でもコンパクトにまとめられた上演で、約2時間の中に起伏に富んだドラマが展開されます。赤穂浪士の討ち入りの瞬間や、彼らが命を賭けて生きる姿を描いたストーリーは、観客に強い感動を与えることでしょう。

公演の詳細

公演は、毎日午前11時と午後2時30分からスタートします。また、特別な日として6月14日（土）と20日（金）には午後7時からの回も予定されています。こちらは非常に人気が高いため、興味がある方はお早めにチケットを取得してください。なお、6月8日（日）と16日（月）は休演日となりますので、ご注意ください。

チケット情報

チケットの料金は、一般は1等席が6,000円、2等席が4,000円で、学生は2,000円と非常にお得です。さらに、障害者とその介護者1名には2割引のサービスもありますので、ご活用ください。チケットの予約は、国立劇場のチケットセンターから電話またはインターネットで行うことができます。

観劇サポートの取り組み

特に注目したいのは、聴覚に障害があるお客様のために提供される字幕アプリです。公演期間中の6月15日（日）から21日（土）の期間、聴覚障害者向けにアプリを使ったサポートを実施します。このアプリを利用すれば、演じられているセリフを日本語と英語で表示し、観劇を一層楽しむ手助けをしてくれます。

こちらのサービスは無料で提供されており、スマートフォンに事前にインストールしておくことが必要です。歌舞伎に初めて触れる方も、耳の不自由な方も、安心して楽しむことができる鑑賞環境が整えられています。