CMMとSWANが生み出す音楽の新たな世界『Mixtape』
2026年4月1日(水)、ビートメイカーのCMMとラッパーでトラックメイカーのSWANによる待望のコンピレーション作品『Mixtape』がリリースされる。この作品は、彼らが過去に発表した楽曲に新曲を加えた全12曲から構成されており、二人の現在の音楽的な“位置”を鮮明に表現している。ここでは、作品の魅力を詳しく解説していく。
CMMとSWANの音楽スタイル
CMMは、ダンスミュージックを中心にエネルギッシュで攻撃的なサウンドを追求してきたビートメイカーで、多様なジャンルに精通している。Boombap、Lo-Fi、Trap、Drillなど、幅広いスタイルを取り入れながら、独自の質感で音楽を構築している。その一方で、SWANは兵庫県西宮市出身の現役社会人ラッパー。KREVAのアルバム『愛・自分博』との出会いがきっかけでヒップホップの道に進み、独自のリアルなリリックを武器に多くの支持を得ている。
新作『Mixtape』の内容
『Mixtape』では、攻撃性と内省、衝動と余白が共存する楽曲が展開されており、エモーショナルなギターや重厚な808サウンド、さらには70年代和モノやシティポップのサンプリングが巧みに取り入れられている。これは単なるベスト盤ではなく、過去の楽曲と現在が交差し、新たな意味を持つ作品となっている。
トラックリストとその解説
1.
6畳1K
ブーンバップを基にしたトラックで、等身大の生活や苦悩を6畳一間の空間から描写。
2.
TOMODACHI
エモーショナルなギターサンプルとドリルビートが融合しており、孤独と繋がりの狭間で揺れる感情をリアルに表現。
3.
やるせない
SWANの新たな挑戦であるエモーショナル・ヒップホップ。CMMにとっても新境地となる楽曲。
4.
ハリボー
壮大な808ベースとボーカルサンプルが印象的。「誰かの下位互換にはならない」というメッセージを掲げたアンセム。
5.
イマジネーション
想像力を武器に道を切り開いていくTrapチューン。
6.
MUDA
内省的なテーマを取り入れた楽曲で、過去や妬み、後悔を赤裸々に綴る。
7.
IIKINNA
力強いフックが印象的な曲で、ポジティブなエネルギーを放つ。
8.
カーボーイ侍
異文化の融合をテーマにしたファンキーなビートで挑戦する姿勢を描く。
9.
ぐうたら
エキゾチックなサウンドに乗せられた今を肯定するメッセージが響く。
10.
New One
ソウルフルなBoombapで、日常と向上心を描写。
11.
味
新曲のこちらは食文化を題材に日常との葛藤を描く意欲作。
12.
理由
心地よいサンプリングとブーンバップリズムで、SWANの苦悩を直接的に表現したラストナンバー。
まとめ
CMMとSWANのクリエイティブなコラボによって、彼らの音楽の幅がさらに広がったことを感じさせる『Mixtape』。この作品がどうリスナーに響くのか、ぜひとも注目したい。作品は2026年4月1日(水)に配信が開始されるので、音楽シーンの新たな一歩を楽しみに待ちたい。