アーク・ノヴァ、スイス初公演
2025-08-18 11:42:24

東日本大震災の復興を支える「アーク・ノヴァ」がスイスで初公演!

「アーク・ノヴァ」が運ぶ希望の音色



2011年の東日本大震災を受け、復興支援の一環として誕生した移動式コンサートホール「アーク・ノヴァ」が、ついにスイスのルツェルン・フェスティバルで初の公演を行う運びとなりました。このプロジェクトは、世界的に有名なルツェルン祝祭管弦楽団による音楽を通じて、被災地に希望の光を届けることを目指しています。

「アーク・ノヴァ」は、2013年から2017年にかけて、スイスのルツェルンでコンサートを実施し、多くのアーティストと共に演奏が行われてきました。また、東北の子供たちが結成したオーケストラの演奏もその舞台に立ち、様々な感動の瞬間を生み出してきました。実に8年を経て、母国スイスでのパフォーマンスに期待が寄せられています。

ルツェルン・フェスティバルの詳細



今回の公演は、2025年の8月12日から9月14日までの約1か月間にわたり行われ、その中で「アーク・ノヴァ」が登場するのは9月4日から9月14日までの11日間です。期間中は、コンサートホール内を歩き回るツアーも実施され、来場者はその独特の空間を体感することができるでしょう。被災地を包み込んできた「アーク・ノヴァ」の心臓が、今度はスイスの地で美しい音色を響かせます。

アーク・ノヴァの魅力



「アーク・ノヴァ」は、幅36メートル、高さ18メートルの巨大なエアドームで、自立式で設計されています。美しい茄子色の外観は、世界的な建築家・磯崎新氏とインド出身の著名な彫刻家アニッシュ・カプーア氏が共同で手がけたデザインです。このユニークなデザインは、TSP太陽株式会社の関連会社、太陽工業の先端技術を駆使して実現されました。

最大500人を収容できるこのコンサートホールは、かつて宮城県松島町や仙台、福島、東京を巡回しながら、名門ルツェルン祝祭管弦楽団によるクラシックコンサートを開催してきました。音楽と共に感じる空間の新たな可能性を「アーク・ノヴァ」は示しています。

イベント概要



  • - イベント名: ルツェルン・フェスティバル・アーク・ノヴァ
  • - 日程: 2025年9月4日(木)~9月14日(日)
※全日程は2025年8月12日(火)~9月14日(日)
  • - 場所: ルツェルン・カルチャーコングレスセンター
  • - 料金: 15フラン(6歳以下の子供は無料)

詳細は公式ウェブサイト(こちら)をご覧ください。

活動するTSP太陽株式会社



この素晴らしいプロジェクトを支えているのは、東京都目黒区に本社を構えるTSP太陽株式会社です。設立70周年を迎える同社は、イベントの企画や制作、会場設計、運営管理を行うプロフェッショナル集団として知られています。国際的なビッグイベントから、様々な形のイベントに携わりながら、収益の最大化を図るためのトータルソリューションを提供しています。近年では、ダイバーシティやSDGs・ESGへの取り組みを積極的に進める企業としても注目されており、未来を見据えた活動や企画が期待されています。

音楽の力でつながり、希望を届ける「アーク・ノヴァ」の公演に注目が集まります。


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