新しい社会の形を模索するトークイベント
2026年5月15日、代官山の蔦屋書店で、全国こども福祉センター理事長の荒井和樹氏と東京大学大学院の梶谷真司教授によるトークイベントが開催されます。これは、荒井氏の新作『能力社会から共同体自治へ』の刊行を記念したもので、東京では初のイベントとなります。
イベントの主題
イベントの中心テーマは「共に生きる場をどのように作るのか」です。現代社会では、少子化の進展に伴い、子どもや若者の孤立や生きづらさが広く取り上げられていますが、同時に「能力」や「成果」が社会でますます重視されています。これにより、単に人と人が出会い、関係を築くことの重要性が薄れつつある状況が見受けられます。
荒井和樹氏が設立した全国こども福祉センターは、名古屋で15年以上、子どもや若者を「支援の対象」ではなく「仲間」として受け入れる活動を続けてきました。この実践では、路上や公共空間での出会いを通じて固定的な支援の枠を超え、関係を持つことの意味を再考する場を提供しています。2023年には、その活動が「未来をつくる こどもまんなかアワード」にて内閣総理大臣表彰を受けるなど、注目されています。
荒井和樹氏と梶谷真司教授の対話
今回のトークイベントでは、荒井氏と梶谷教授が、子どもや若者支援の現場での実践を基に、「共に生きる」ことの意味や、居場所、共同体自治の重要性について深く掘り下げます。梶谷教授は、哲学の視点から「共に考える場」を作り出す活動でも知られており、両者の対話は、参加者に新たな視点を提供することとなるでしょう。
参加者は、会場での直接参加だけでなく、オンラインでの参加も可能です。また、イベント終了後にはアーカイブの配信も予定されています。参加費や定員については、来店参加65名、オンライン参加400名の各定員が設けられ、さらに書籍付きチケットや色々な形態の参加が用意されています。
イベント概要
- - 日時: 2026年5月15日(金)19:00〜20:30(18:45開場)
- - 会場: 代官山 蔦屋書店 3号館2階 イベントスペースおよびオンライン
- - 登壇者: 荒井和樹・梶谷真司
- - 主催: 代官山 蔦屋書店
- - 参加方法: イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて対象商品を購入
登壇者プロフィール
荒井和樹
全国こども福祉センター理事長。名古屋で15年以上にわたり、子どもや若者を「仲間」として迎える活動を展開する。著作に『子ども・若者が創るアウトリーチ』や『能力社会から共同体自治へ』があり、国内外で多くの評価を得ている。
梶谷真司
東京大学大学院教授で、専門は哲学や医療史。学校や企業、地域コミュニティを対象に「共に考える場」を創出しており、多数の著作を発表している。
本イベントを通じて、現代社会における「共生」の在り方について考えを深め、新たな関係性の構築を目指す意義ある時間となることでしょう。