益田ミリが描く新たな人間関係漫画『サトウさんの友達』が登場
益田ミリの新作漫画『サトウさんの友達』が2025年5月22日(木)に全国の書店およびインターネット書店にて発売されることが決定しました。この作品は、2022年に刊行された『ミウラさんの友達』に続く「友達」シリーズの第二弾であり、益田ミリにとって、手塚治虫文化賞短編賞を受賞した後の初の新作として期待されています。予約はすでに4月7日から開始されており、注目の新刊です。
本書のテーマとストーリー
『サトウさんの友達』では、主人公が持つさまざまな人間関係や生活背景が描かれます。年齢を重ね、友達が減少している実感や、職場での居心地の悪さ、二人暮らしの母の健康問題など、主人公は多くの葛藤を抱えながら日々を送っています。そんな中で、新たに出会ったのがNintendo Switch用ソフト「あつまれ どうぶつの森」です。このゲームが彼女の現実をどのように変えていくのかが、物語の大きな見どころとなります。
新しい人間関係の創出
ゲームの中で繰り広げられるコミュニケーションや交流が、主人公の生活に新たな色を添えていく様子が描かれることで、現実との対比が際立ちます。空気を読みすぎない関係性がテーマとなり、読者にとっても共感を呼び起こす要素が満載です。
著者の益田ミリは、「人はその時その時の支えを見出し、なんとか自分の人生を立て直し、諦めずにやっていこうともがいている。そういう世界を描けたかなと思っています」と伝えています。彼女の言葉からも、深い感情や人間関係の複雑さが感じ取れます。
著者のプロフィール
益田ミリは、1969年に大阪府で生まれたイラストレーター兼漫画家です。彼女の代表作には『ミウラさんの友達』や『僕の姉ちゃん』、『ヒトミさんの恋』などがあり、多数のエッセイも手掛けています。また、『ツユクサナツコの一生』では手塚治虫文化賞短編賞を受賞するなど、幅広いジャンルで活躍しています。
書籍情報
『サトウさんの友達』は、A5サイズの並製本で160ページ、税込価格1,540円となります。ISBNは978-4-8387-3325-5で、マガジンハウスから発行されます。興味のある方はぜひ、予約をお忘れなく。
詳細情報や予約は
こちらからご覧いただけます。