おばけと働く車が融合した新刊絵本
この春、岩崎書店から待望の新刊『はたらくばけばけくるまずかん』が登場しました。この絵本は、おばけと多彩な働く車が一つの本に収められた、全く新しいコンセプトの図鑑です。おばけの不思議さと働く車の魅力が融合することで、お子さんの想像力をかきたて、楽しさが倍増します。
この絵本を手にした子どもたちは、おばけの世界で普通の車とは違う不思議な働く車たちに出会えることでしょう。特に、これからの夏に向けて、全国の書店にはおばけ絵本が数多く並びますが、その中でも本書は特に注目の一冊です。
絵本の内容
『はたらくばけばけくるまずかん』には、夜にしか働かないおばけの車がたくさん登場します。ページをめくると、その様子はまさに夢の中の出来事。家の中で安心して眠る人々に対照的に、おばけの車たちは、夜の静寂を破り、元気に走り回ります。
例えば、お祭り気分満載の「ネコトラ」は猫の霊を集めて港を目指し、次々とおばけの車が登場します。「ドーロドローラー」や「ホイールゾーダー」など、魅力的な名前を持つ車たちは、絵本の中で個々の役割を果たし、読み手にワクワクする冒険を提供してくれます。
全29種の働くおばけの車が収録されており、一冊でおばけの車の世界を堪能できるこの図鑑は、特にお子さんたちが好奇心を持って楽しむことができる内容です。また、図鑑としての知識を取り入れながらおばけの世界を知ることで、親子のコミュニケーションもより一層深まることでしょう。
著者紹介
本書の作・絵を担当するのは、静岡県出身のおざわよしひささんです。おざわさんは数多くの絵本の制作に携わり、大人気の「おばけ おばけ おばけ!!」や、挿絵に「フシギ伝染」「フシギ症候群」「フシギ病院」などがあります。おばけをテーマにした作品を多く手がけ、その独自の視点で絵本を生み出し続けています。著者自身も大根を使った料理が好きという姿勢が、この本にはどこか温かな雰囲気を感じさせます。
書店情報
本書は2025年4月16日から全国の書店やネット書店等で販売が開始されますが、店舗ごとに発売初日が異なる場合もあるので、事前に確認することをお勧めします。購入場所として、紀伊國屋書店、楽天ブックス、Amazonなどが挙げられます。小さなお子さんと一緒に色々な働く車やおばけの世界を楽しむために、ぜひ手に取ってみてください。親子の楽しい時間が広がる一冊になること間違いなしです。