日本語思考の力
2026-02-18 22:09:00

日本語思考は国際社会での強みを生む新たな武器

松元崇著『武器としての日本語思考』が描く新たな視点



新潮社から松元崇氏の著書『武器としての日本語思考』が本日、2月18日に発売されました。本書では、日本語特有の言語的特徴が、国際社会において逆に強みとなる可能性を探求します。 日本語の特徴的な要素、すなわち「主語がない」、「結論を急がない」、「空気を読む」ことは、しばしば「だから日本はダメなのだ」とする論調の根拠にされてきました。しかし、著者はこれを反転させ、まさに現代こそこれらの特徴が価値を持つのではないかと提言します。

世界情勢は変わりつつあり、中国、ロシア、さらにはアメリカも含めて国家間のエゴイズムが顕著になっています。このような中にあって、個々の人々は自己主張を強め、自らの利益を追求する傾向が強まっています。しかし、いかなる時代においても「合意形成」は必要なプロセスです。皆が自己主張を強める現代においてこそ、空気を読み、落としどころを探り、結論を急がない日本語的思考法が、その意味を持つと言います。

日本語の思考スタイルと、英語など他の言語との違いは明確です。英語は「結論ありき」型の演繹的な思考が主流であり、中国語も同様の傾向があります。その中で、日本は豊かな漢字文化を生かし、自己主張よりも文化的な共有を重視することで、より穏やかな生活空間を維持しています。この独自の思考スタイルは、国際社会において調整役としての役割を果たすことが可能です。さらに、外国人にとっても「心地よい」と感じられる空気を生み出すことができるのです。

著者の松元崇氏は、元大蔵省(現・財務省)の官僚であり、霞が関の最高位も経験した実務家です。また、スタンフォード大学でMBAを取得し、日米間の金融交渉にも携わった実績を有します。彼の多角的な経験は、著書の中で独自のオリジナルな思考を形成する基盤となっています。

著者自身のコメントによれば、本書を書くに至った背景には、トランプ大統領の「自国第一主義」や習近平主席の「戦狼外交」のような自己中心的なアプローチが台頭する中で、日本語思考の大切さを再認識し、世界をより良くするための方法として提案しています。

この新書は、現代における日本語の特徴を再評価し、国際社会での可能性について深い洞察を提供します。日本語思考が持つ独自性を知り、その価値を感じたい方には必見の一冊です。松元崇氏の著作を通じて、日本語という武器の可能性を掴み取りましょう。

書籍詳細


  • - タイトル: 武器としての日本語思考
  • - 著者: 松元崇
  • - 発売日: 2026年2月18日
  • - 定価: 968円(税込)
  • - ISBN: 978-4-10-611114-3
  • - 詳細リンク: 新潮社

この書籍は、ただの言語学に留まらない視点から、日本語の強みを問い直す新たな試みです。ぜひ手に取って、その内容に触れてみてください。


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