医療の“いのち”を考える
2025-03-05 13:26:24

医療という“いのち”の尊さを語るイベント、鈴ノ木ユウと吉岡秀人が対談

鈴ノ木ユウと吉岡秀人が語る、医療と命のストーリー



2025年4月17日、東京・渋谷にて特定非営利活動法人ジャパンハートのトークイベント「いま伝えたい、目の前の命に向き合うストーリー」が開催される。このイベントでは、医療漫画『コウノドリ』の作者である鈴ノ木ユウ氏と、小児外科医として30年以上の実績をもつ吉岡秀人氏が、医療についての深い対話を行う。

ジャパンハートの理念と新病院の開設



このイベントは、ジャパンハートがカンボジアに新たに開設予定の「ジャパンハートアジア小児医療センター」のクラウドファンディングプロジェクトの一環として実施される。この新病院は、2025年10月に開設を目指し、200床規模の医療施設となる予定だ。ジャパンハートは「全ての人が生まれてきて良かったと思える世界を実現する」という理念を掲げ、多くの患者の命を救うための奔走を続けている。

医療の信条として、実績重視ではなく、医療従事者が一人ひとりの患者やその家族に寄り添う「心を救う医療」という姿勢を強調している。このため、治療が難しいとわかっている場合でも、医療者は最後までその命に向き合う選択が求められる。

『コウノドリ』と医療者の想い



一方、鈴ノ木ユウ氏が手がける『コウノドリ』は、妊婦や赤ちゃん、そしてその家族との関わりを描いた物語である。この作品もまた、目の前のかけがえのない“いのち”を大切にする医療現場の姿勢を反映している。

トークイベントでは、印象的な患者や、その背後にある家族の物語、そして医療者はどのような想いで目の前の患者に向き合っているのかがテーマとして取り上げられる。この中で、医療者だけでなく、私たち一般の人々も“いのち”に対して何ができるかを考える機会となるだろう。

クラウドファンディングと未来の医療



新しい病院の開設に向け、ジャパンハートは5,000万円の資金を目標としたクラウドファンディングを行っている。募集は2025年4月25日まで、さまざまな金額の支援コースが用意されており、支援者が自らの思いでプロジェクトを支えることができる仕組みだ。

特に、小児がんなど治療が困難な病気を抱える子どもたちへの無償治療や、持続可能な医療を実現するための現地医療人材の育成を強化することが目指されている。

ユニークなトークイベント



当日のイベントでは、鈴ノ木氏と吉岡氏の対談に加え、フリーアナウンサーの堀江聖夏氏がMCを務める。このイベントを通じて、多くの人が“いのち”の尊さを再認識できることを期待したい。

参加概要



  • - 日時: 2025年4月17日(木)19時00分~21時00分
  • - 会場: Hive Shibuya (東京都渋谷区神南1丁目23−10 東急渋谷駅前ビル3階)
  • - 参加費: 無料
  • - 申し込み方法: 公式サイトから事前申し込みが必要

日本が誇る医療と命の物語が、4月の渋谷で繰り広げられる。医療の現場で何が起きているのか、そのリアルな声をぜひ来場して聞いてみてほしい。


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