新刊『庭を彩る野バラ』のご紹介
2025年5月に発売予定の書籍『庭を彩る野バラ 野生種とその近縁のバラ38種』は、バラの魅力を多面的に解説した貴重な図鑑です。本書は、北欧の庭園デザイナーであるマリカ・デリーンによって編纂され、彼女の専門知識と愛情が込められています。この書籍では、世界中から厳選された野生種とその近縁のバラ38種が色別に分類され、詳細な特徴や育て方が解説されています。
野バラの魅力
野バラはその生育のしやすさと美しさから、多くのガーデナーに愛されています。病気や害虫に強く、無農薬で育てられる点も日本の気候に非常に適しています。また、開花後に実をつけるローズヒップはハーブティーやリース作りの素材としても活用でき、利用価値が高いです。在来植物や野草との相性も良く、四季折々で変化する庭の表情を楽しむことができます。
コンテンツの充実
本書は、野バラに関する豊富な情報を提供しています。目次には、野バラの開花時期や受粉方法、スウェーデンのバラ遺産、さらには各色のバラの種類が明記されています。特にスピノシッシマ系のバラや日本に馴染み深いロサ・ヒルトゥーラといった品種についての詳細も掲載されています。育成方法や適した植物との組み合わせ、さらには剪定や植え付けの際のポイントまで、実用的な情報が満載です。
著者の背景
著者のマリカ・デリーンは、スウェーデンのガーデンデザイナーであり、植物とガーデニングを愛する家庭で育ちました。彼女は独学でガーデンデザインを学び、現在は自らの造園会社を経営しています。ガーデンデザインを行う上で「地に蒔いた種からパンまで」というモットーを掲げ、持続可能な庭づくりに取り組んでいます。
監修を務める元木はるみ氏は、日本におけるバラの文化や育成方法を研究している専門家です。彼女は様々なメディアでバラの魅力を広め、多くの人々に愛されるバラを提供する活動を行っています。
書籍内容の特徴
全176ページの本書は、美しい写真と共に、野バラの特徴や育て方を詳細に解説しており、初心者にも理解しやすい内容となっています。また、27種のバラと相性の良い植物についても触れており、自然と調和する庭づくりの参考になります。
書籍は公式なオンライン書店や書店で予約可能で、価格は2,860円(税込)です。野バラの美しさと育て方を知ることで、あなたの庭に新たな魅力を加えてみてはいかがでしょうか。
興味を持った方は、ぜひ予約して、本書の発売を楽しみにしてください。