ミツバチの不思議な世界へようこそ!
2025年3月26日、水曜日に日本経済新聞社グループの出版社「日経サイエンス」から新たに発売される『ミツバチはこんなに楽しい!人と街を育てる都市養蜂プロジェクト』は、都市養蜂の魅力を余すことなく描きます。この書籍は、東京・赤坂のテレビ局の屋上で行われてきたミツバチプロジェクトの歩みや、その活動がどのように地域社会とつながっているのかを詳しく紹介しています。
その魅力の一部は、驚きに満ちたミツバチ教室の存在です。ここでは、都市に生きるミツバチたちが様々な自然の秘密を教えてくれるのです。ハチミツの健康効果や、地域の環境作りに対する意識の高まり、そして自然の仕組みを理解する手段としての養蜂への期待が高まっています。これまで都市養蜂は、かつてないブームを迎えています。
ミツバチプロジェクトの誕生
書籍は全9章にわたって構成されており、まず「Part1」ではミツバチプロジェクトの設立背景や、プロジェクトに関わった専門家たちの思いを紹介。プロジェクトの目的は地域教育と環境意識の向上です。
ミツバチ教室の活動内容
「Part2」で紹介されるミツバチ教室では、実際に小学校と連携し、子どもたちがミツバチを飼育する体験を通じて学びます。この経験がどのように子どもたちの心に根付くのかを探ります。
驚きと発見がいっぱい
「Part4」では、ミツバチの生態や希少な行動パターンについて多彩な研究成果に基づいて解説。ここでの発見は、科学だけでなく、感情にも訴えるものがあります。
専門家による解析
他にも、玉川大学名誉教授の佐々木正己氏や東京都養蜂協会の高橋和子理事、電気通信大学教授の佐藤証氏らが専門的な視点からミツバチの習性を掘り下げます。特に子どもたちの視点から描かれる養蜂体験記は、新しい視点を提供します。
最新の研究
「Part8」では、ミツバチ研究が一堂に集まるサミットのレポートがあり、最新の情報が飛び交う様子が描写されています。これは、ミツバチがどのようにして私たちの生活に影響を与えているのかを知るチャンスでもあります。
12ヶ月のミツバチ
最後に「Part9」では、ミツバチの生態を一年を通して観察することで、その生活リズムや環境との関わり合いを解説します。これにより、私たちの身近にいるミツバチがどんな役割を果たしているのかが見えてきます。
この一冊は、ただの食を超えて、環境や地域社会について深く考えるきっかけとなるでしょう。ミツバチプロジェクトの進化を通じて、私たちが持つ自然との共生の重要性を改めて認識できる内容となっています。書店やオンラインでぜひ手に取ってみてください。
書籍概要
- - 書名: ミツバチはこんなに楽しい!人と街を育てる都市養蜂プロジェクト
- - 編著: 高橋 進
- - 発売日: 2025年3月26日
- - 定価: 2200円(税抜)
- - 仕様: B5変形判、112ページ
- - ISBN: 9978-4-296-12047-5
- - 発行: 日経サイエンス