『火の鳥』公式ブック販売
2025-03-05 11:03:16

手塚治虫『火の鳥』展から生まれた公式ブックが限定販売

手塚治虫『火の鳥』展から生まれた公式ブックが限定販売



2025年3月7日(金)から5月25日(日)まで、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される【手塚治虫『火の鳥』展】と連動して、公式ブック「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴」が3月7日より会場限定で販売されます。

公式ブックの詳細


この特別な公式ブックは、著者に福岡伸一を迎え、手塚治虫の代表作『火の鳥』を生命論の観点から探求しています。タイトルが示す通り、本書では「生命とは何か?」という普遍的なテーマに挑み、手塚治虫が生前に追求した深い問いについて考察されています。

特に福岡は、「有限であるがゆえに命は輝き、無限につながる生命連鎖」をテーマに掲げ、『火の鳥』の意義を新たな視点で読み解いています。彼の論考を通じて、手塚治虫が描きたかった「最後の1コマ」にも触れ、その根底に流れる哲学に迫ります。

展示内容とブックの収録内容


公式ブックはA5判で112ページ、定価は税抜1,650円。会場限定での販売となり、展示品の全てが掲載されているわけではありませんが、福岡の独自の視点から『火の鳥』のエッセンスがまとめられており、深遠な生命論が展開されています。

また、ブックには手塚治虫の直筆原稿のイメージも収録される予定で、『火の鳥』の魅力をより引き立てる一冊となっています。

特別対談も実現


さらに、この展覧会では特別対談も行われる予定です。現代美術家の横尾忠則と福岡伸一が対談し、『火の鳥』の未完の結末や、手塚治虫とその作品の持つ深い意義について深い議論を交わします。横尾氏は手塚治虫とも交流があり、彼の視点からも新たなインサイトが期待されます。

展覧会の詳細


  • - 展覧会名:手塚治虫「火の鳥」展
  • - 会期:2025年3月7日~5月25日
  • - 会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
  • - 開館時間:10:00~22:00(最終入館21:00)
  • - 入館料:一般 2,300円(平日)、2,500円(土日祝)

生きていること、死ぬこと、そして生命の意味について、多角的にアプローチできる機会がここにあります。この展覧会と公式ブックは、手塚治虫の創作の真髄を感じ取る素晴らしい機会です。興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。


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