宇宙飛行士・野口聡一が輝く未来を提唱
宇宙飛行士として名高い野口聡一氏が、2025年7月5日に開催される「第11回 プラチナエイジ授賞式」で「プラチナエイジスト 文化教育部門賞」を受賞することが発表されました。この受賞は、彼の著書『宇宙飛行士・野口聡一の着陸哲学に学ぶ 50歳からはじめる定年前退職』で語られる「自分らしく生きる」哲学が、プラチナエイジ振興協会の理念と見事に合致したことを示しています。
「宇宙からの視点」で描く新たな人生設計
野口氏は、3度の宇宙飛行を経験し、様々な方法で地球に帰還した実績を持つギネス記録保持者です。彼の最新著書では、宇宙での経験から得た独自の視点を基に、「50歳からの人生の“着陸”をどのように捉えるか、そして“自分らしく生きる”ためのヒント」を深く掘り下げています。
プラチナエイジ振興協会は、特にこの本が示す「自分らしく生きる」というテーマが、同協会が掲げる「プラチナエイジ」の理念と強く共鳴する点を高く評価しました。定年後に制限されることなく、自身の「好き」や「夢」を追求し続ける野口氏の生き方は、これからのリタイア後の人生を考える多くの人々にとっての励みとなり、希望の象徴を目指しています。
50代に待ち受ける「三重沈下」とその克服法
50代の人が直面する問題には、「モチベーションの低下」「収入の不安」「アイデンティティの喪失」という「三重の悩み」があります。このような悩みは、多くの人々が共感するものではないでしょうか。
彼の認識に基づくと、定年前にこれらの「三重沈下」に対処することは非常に重要です。本書では、野口氏が自身の経験を基に、具体的な対処法を提示しています。
「自分にできることは何か。そして次のステップへ進むためには、どのような決断が必要なのか」。この問いかけは、定年を迎えるすべての人に向けられており、実践的なヒントが盛りだくさんです。
未来を創り出すロールモデルとしての野口氏
この受賞は、野口氏の数々の功績や著書を通じて示された、年齢に依存しない新たな生き方の提案が社会全体へ勇気と希望をもたらすことを期待させます。今回の受賞を機に、彼のメッセージが広まり、多くの人々が「プラチナエイジ」という新たなライフスタイルを選ぶきっかけとなることを願っています。
野口聡一のプロフィール
1965年に生まれた野口聡一氏は、東京大学大学院を修了し、IHIに入社。1996年からNASDA(現JAXA)の宇宙飛行士候補者に選出されました。これまでに3度の宇宙飛行を成功させ、15年間で4回の船外活動を行ってきました。また、彼は3通りの着陸方法(滑走路、地面、水面)での帰還によりギネス記録に認定されるという偉業も成し遂げています。
2021年には「宇宙からのショパン生演奏」でYouTubeクリエイターアワードを受賞し、2022年6月にはJAXAを退職。現在は合同会社未来圏の代表や、国際社会経済研究所の理事として、また東京大学特任教授として講演活動や教育を行い、社会に貢献しています。
書誌情報
- - タイトル: 宇宙飛行士・野口聡一の着陸哲学に学ぶ 50歳からはじめる定年前退職
- - 定価: 1,870円(税込)
- - 発売日: 2025年2月27日
この新刊が、多くの人の心に響き、さらなる挑戦への一歩を後押しすることを願っています。