東京のサンバチームがリオのカーニバルに再び出場
日本のサンバチーム「Quer Swingar Vem Pra Cá」(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)が、2026年もブラジル・リオデジャネイロで開催されるリオのカーニバルに出場します。このカーニバルは、世界最大級の祭典であり、音楽と踊りに満ちたイベントです。出場日は2026年2月15日(日)、現地時間14:00からです。これで通算7年連続の出場となりますが、2021年と2022年はコロナ禍の影響で中止となったため、実際には2018年からの活動を通じて、リオの地でサンバ文化を披露してきた結果です。
今年のテーマは「子どもたちと話そう・未来について語ろう」
今年のカーニバルのテーマは、「子どもたちと話そう・未来について語ろう」。このテーマは、サンバを通じて現代社会や未来の可能性について討論し、特に子どもたちの未来に焦点を当てています。このカーニバルでは、肌の色や文化の違いを超え、全ての参加者が一つのリズムでつながることを目指します。
地元の子どもたちとの交流企画も
出場当日の2月15日以前の2月13日(金)には、リオ市内の日本人学校で、サンバのパフォーマンスを行う予定です。これにより、現地の子どもたちとの交流機会を増やすことを目指しています。この企画を通じて、サンバの魅力を感じてもらい、また日本の文化も広められればと考えています。
サンバ文化を未来へ繋ぐ
リオのカーニバルは、世界中から人々が集結し、多様な文化や価値観が交わる独特な環境です。Quer Swingar Vem Pra Cáでは、日本にいながらも現地の文化や歴史を学び続けており、リオのカーニバルへの参加は、文化を理解し次世代へ引き継ぐ貴重な機会と捉えています。サンバの師である故メストリ・トランビッキ氏との約束を胸に、2018年からの活動を続けてきたのです。
演奏内容とスケジュール
2026年のカーニバルでは、歌手や弦楽器奏者、打楽器隊を含むメンバーが集まり、約30~40名の演奏者によるダイナミックなパフォーマンスが予定されています。この出演では、オリジナル楽曲を中心に、その他の楽曲も披露する予定です。
また、当日の演出は、音楽による一体感を生み出す「roda de samba」(サンバの輪)からスタートし、それに続いて「batucada」(打楽器の強いリズム)へと展開し、最後にはテーマを表現する「samba enredo」となります。観衆と共に感情を分かち合うスタイルを大切にし、音楽が自然と広まる様子を体現することを目指します。
子どもたちの未来とサンバの思い
「子どもたちと話そう・未来について語ろう」というテーマの裏には、子どもたちが持つ無限の可能性と、自由な想像力があります。これによって、リズム・文化を通じて、未来への希望や、共に歩む大切さを伝えたいというメッセージが込められています。この思いが、現地の人々に少しでも届くことを願っています。
Quer Swingar Vem Pra Cáの紹介
Quer Swingar Vem Pra Cáは、東京に存在するサンバの団体で、2012年に設立されました。メンバーは学生からプロミュージシャンまで幅広く、年齢や背景を超えたコミュニティです。サンバを通じた文化の交流と継承を目指し、国内外で様々なパフォーマンスを行っています。
これからも、彼らの活動が日本とブラジル、その先の世界において、文化の架け橋となることを期待しています。