調理の科学で「おいしさ」を探求する新刊が登場!
料理の楽しさを深めるための一冊、『しくみを知ればもっと楽しめる!調理の科学おいしさの教科書』が12月12日に発売されます。この本は、料理や食の楽しみを科学的に探求することで、読者に「おいしさ」の本質を知ってもらおうという試みです。
おいしさって何だろう?
「おいしさ」は、香りや色、温度、食感、さらには思い出やその場の雰囲気など、さまざまな要素が絡み合って形成されています。本書では、宮城大学の教授であり、「ガストロノミー研究室」を主宰する石川伸一氏が監修を担当し、科学的な視点から「おいしさ」の成り立ちを解説しています。
実用的な知識が満載!
本書は、単に理論を羅列するのではなく、日々の料理に役立つ具体的な情報が盛りだくさん。たとえば、肉の固さの決定要因や新鮮な卵の見分け方、野菜の色を鮮やかに保つ方法など、実用的なエビデンスを元にした知識が提供されています。これらの情報を学ぶことで、日々の食事をより一層味わい深く、料理をする楽しみを増幅させることができるのです。
わかりやすい解説とイラスト
理解を助けるために、本書は豊富なイラストを用いており、難しい科学的な概念を平易に解説しています。そのため、専門知識がない方でもスムーズに理解できるでしょう。料理に対する新しい視点を得ることで、毎日の料理がもっと楽しくなるはずです。
目次を覗いてみよう
本書の構成は以下の通りです。おいしさの本質に関する興味深いテーマが展開されています。
- - PART 1 おいしさとは?
- - PART 2 味と香り
- - PART 3 調味料の役割
- - PART 4 加熱調理
- - PART 5 食材
このように多様なトピックスが取り上げられ、お料理を科学的に考える新たな楽しみを提供しています。
監修者・石川伸一氏について
石川伸一氏は、東北大学にて農学を専攻後、北里大学での研究に従事し、その後カナダ・ゲルフ大学での客員研究員を経験。その後、宮城大学の食産業学群の教授として、分子調理学を専門にした研究を行っています。「ガストロノミー研究室」を通じて、料理の新たな可能性を科学的な視点で探求している彼の存在は、本書の信頼性をさらに高めています。
まとめ
12月12日の発売を迎える『しくみを知ればもっと楽しめる!調理の科学おいしさの教科書』は、料理に興味を持つすべての人にとって必読の書でしょう。科学的なアプローチで、日常の料理への理解を深める素晴らしい機会です。この一冊を手に取ることで、あなたの料理がより楽しく、豊かなものになることを期待しています。ぜひこの機会に、書店で手に取ってみてはいかがでしょうか。
【書籍情報】
- - タイトル:しくみを知ればもっと楽しめる!調理の科学おいしさの教科書
- - 発行:ナツメ社
- - 定価:1,870円(税込)
- - 仕様:A5判/224ページ/オールカラー
- - 発売日:2025年12月12日
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