子どもたちの演劇
2025-08-29 14:14:18

子どもたちが創り出す未来の演劇界を体験する「WELCOME KIDS PROJECT」

子どもたちの演劇体験が生んだ新たな想い



2025年の夏、東京都目黒区にあるネルケプランニングが主催する小・中学生を対象にした演劇ワークショップ「WELCOME KIDS PROJECT 夏休み!オン・ワークショップ2025」が開催されました。このプログラムは、未来の演劇界を担う子どもたちに演劇の魅力を体験してもらい、一生の思い出を作るという目的で行われました。参加者は小学1年生から中学3年生までの26名で、彼らが演じる物語を通じて仲間としての絆を深めることができた7日間でした。

演劇づくりの現場



講師には、俳優や脚本家として多才に活躍する末原拓馬さんが招かれ、最終日には彼が手がけた『野良の方舟』を上演することが目標です。ワークショップでは、午前中は演技などの基礎を学び、午後には舞台に必要な美術や衣装、小道具の制作を経験しました。特別講師として招かれた浅井さやかさんや加藤佑里恵さんが、子どもたちに直接指導する貴重な機会も設けられました。

最初の数日は本読みや歌の稽古から始まり、次第に演出や振り付けの練習へと進んでいきました。「無限の可能性」を実感した参加者たちは、舞台を背に大きな声でセリフを読み上げ、歌を歌い、振り付けを確認するたびに自信を深めていきました。特に、桑名の童謡を取り入れたミュージカルレッスンでは、子どもたちの表情が生き生きとし、彼らの創造力がどんどん広がっていく様子が見受けられました。

しっかりとした制作体験



ただ演じるだけではなく、舞台美術や衣装制作、さらには舞台の仕込みや取り外しといった制作ワークショップも大きな特徴でした。これにより、子どもたちは演技することだけではなく、舞台製作に関わる多様な側面を幅広く学ぶ機会を得ました。参加者たちは、仲間と共にアイデアを交換しながら、衣装のデザインや舞台美術のアイデアを練り上げていく過程を楽しんでいました。

成果発表会とその後



7日間の集大成として行われた成果発表会では、子どもたちが「野良の方舟」のキャラクターに扮し、末原さんの「クロ」と共に冒険の旅を演じました。彼らは稽古の成果を存分に発揮し、2回の公演を無事に終えることができました。また、終了後には打ち上げと共に、末原さんが書き下ろした新曲「ああたのしみだ」をみんなで歌い上げ、楽しい時間を締めくくりました。

成長の証



保護者からも、「みんなで作り上げる楽しさを感じた」「新しい友達と出会えた」といった声が上がるなど、子どもたちにとっても充実した時間だったことがわかります。初めての経験に緊張しながらも、仲間と助け合いながら成し遂げたこのステージは、彼らの心に深い印象を残したことでしょう。

今後の展望



ネルケプランニングは、世代を問わず楽しめる高品質なエンターテインメントを提供し続けます。また、WELCOME KIDS PROJECTが次世代の演劇界へとつながる架け橋となることを願い、今後もたくさんの子どもたちに演劇体験を届ける予定です。子どもたちの夢がより一層広がることを期待しています。


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