医療×経営の新作
2025-03-28 11:47:42

現役医師作家が描く医療と経営のストーリー『このクリニックはつぶれます!』

現役医師作家、待望の新作を発表



本年度の春、現役医師作家である午鳥志季が、新潮文庫nexから『このクリニックはつぶれます!医療コンサル高柴一香の診断』を刊行します。本作は、医療と経営をテーマにした爽快なお仕事小説。医師ではない一面をもつ医療コンサルタントと、お人好しの開業医のコンビが、経営危機にあるクリニックをどうにか救う姿を描いています。

医療と経営の新たな視点を提供する



主人公は、家族の思い出が詰まったクリニックを運営する岩崎慎。医師としての資格は申し分ありませんが、経営に関してはまったくの素人です。経営の悪化が進行し、借金は3000万円にも達し、倒産の危機に直面します。そんな彼が頼るのは、毒舌でありながらも優秀な医療コンサルタント、高柴一香。

「先生、その患者は儲かりませんよ」という言葉から始まる二人のバディストーリー。経営の手腕に長けた高柴との出会いが、慎をどう変えていくのか、その過程が読者の心を掴みます。経営の常識に挑戦し、アプローチを変えることで、クリニックは次第に変化していきます。

午鳥志季の魅力と今後の展開



午鳥氏は、2019年に作家デビューを果たし、既に数々の医療小説を手掛けてきた注目の作家です。『それでも、医者は甦る―研修医志葉一樹の手術カルテ―』や『君は医者になれない膠原病内科医・漆原光莉』など、多くの読者を虜にする作品を生み出しています。今作でも医療のリアリティを感じさせる描写は、彼女の作品の大きな特徴です。

読者を引き込むストーリー展開



『このクリニックはつぶれます!』では、単なる医療小説と違い、経営という視点が加わることで、医師である岩崎の成長と経営者としての知恵を求められる過程が強調されています。彼の成長は、読者にとっても大きな感動をもたらすことでしょう。

発売情報



本書は2025年3月28日に発売予定。定価は737円(税込)。これからの医療と経営について考えるきっかけにもなる一冊の誕生を、ぜひ楽しみにしていてください。「医療は金儲けです」という高柴の言葉が、果たしてどのように響くのか、興味が尽きません。

これからの日本の医療業界に何が求められ、どのような方向に進むのかを考えさせられる、そんな作品が『このクリニックはつぶれます!』です。


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