山梨での特別な体験!虫の声を聞き分けるワークショップ
眼鏡市場が主催するワークショップ『よるの むしのね ずかん』が、2025年8月8日に山梨県笛吹市の「はなぶさふれあい児童館」で開催されました。このプログラムには、37名の子どもたちが参加し、虫の鳴き声を通じて聞こえることの重要性を楽しみながら学びました。
ワークショップの目的
最近、日本では1,000万人以上の人々が「聞き取りが困難だ」と感じていると言われています。特に年齢を重ねるにつれ、徐々に高い音が聞こえづらくなる老人性難聴は、50代以上で特に顕著です。このままだと他人とのコミュニケーションが難しくなり、生活の質にも影響が出ることがあります。
眼鏡市場は、これらの問題に対処するために『よるの むしのね ずかん』という冊子を作成しました。これは、カメラ機能を利用して虫の声を聞くことで、気軽に“聞こえチェック”ができるものです。このワークショップは、そんな活動の一環として開催されました。
実際のプログラム内容
ワークショップでは、音の振動実験、虫の声のオノマトペ表現、クイズなどが行われ、親子で楽しみながら音について学ぶ内容が用意されていました。以下に、その一部を詳しく紹介します。
1. 音の振動実験
参加者たちは、黒いビニールが張られたボウルに塩を撒き、音が鳴るとその振動によって塩が動く様子を観察しました。犬の鳴き声や電話の呼び出し音に合わせて、塩がどのように振動するのかを見て、大きな音ほど振動の仕方が異なることを実感しました。特に、電話の鳴る音に合わせて振動が最も激しくなると、子どもたちから歓声が上がりました。
2. むしのねオノマトペ
ここでは、参加者が自分の耳で聞いた虫の声を自由に表現する活動が行われました。エンマコオロギやスズムシの声を「リーンリーン」と声に出したり、全員で世代を超えて「ジーーー」と声を揃えたりと、積極的に参加者がコミュニケーションを楽しみました。
3. むしのねクイズ
オノマトペを使って虫の声を表現した後、参加者はそれをヒントにして、クイズに挑戦しました。中には大人には聞こえない高い音のツユムシが鳴く場面もあり、「聞こえないの?」と不思議な表情をする子どもたちも見られ、”聞こえ”に対する意識が高まっている様子が伺えました。
今後の活動
眼鏡市場は、静岡県内だけでなく、県外でもワークショップの開催や『よるの むしのね ずかん』のパネル展示を計画しています。企業理念に基づき、人々の健康と暮らしに対する支援をさらに広げていくことでしょう。参加者が今後も楽しめる音の世界を続けていくための次なるステップに期待が寄せられます。
お問い合わせ
今後のワークショップや活動についての詳細は、眼鏡市場の広報担当者までお問い合わせください。連絡先は以下の通りです。
メール: pr@meganetop.co.jp
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