二胡と音楽の出会い
2025-06-11 14:50:50

美しい二胡の旋律で織り成す異文化交流のひととき

美しい二胡の旋律で織り成す異文化交流のひととき



2025年6月28日、横浜市の岩間市民プラザにて、二胡奏者の曹雪晶とピアノ&シンセサイザー奏者の蓮沼健介が共演するコンサートが開催される。この公演は、異文化交流の一環として、中国文化と音楽の魅力を日本に伝えることを目的としている。

異文化の架け橋「絹の道」


明治時代、異文化が日本に流入し、特に横浜はこの文化の交流の中心となったことが知られている。「絹の道」と呼ばれる街道が、八王子から横浜港へと続き、これを通じて多くの文化が交わったとされている。岩間市民プラザは、その「絹の道」に位置し、今回のコンサートもこの歴史的な背景を背景に体現したものだ。

音楽でつなぐ中国と日本


演奏曲目には、京劇の演目「打虎上山」や、ジブリのアニメソングメドレー、さらにシルクロードメドレーが含まれており、中国の伝統音楽と日本のポップカルチャーが融合する。二胡の音色は心に響く感動をもたらし、聴衆はその魅力に引き込まれること間違いなしである。

出演者の紹介


曹雪晶(ソウ・セツキョウ)


日本でも名の知れた二胡演奏家で、上海民族楽団の一員として活動していた曹雪晶。彼女は国賓の歓迎レセプションやメディア出演を果たし、演劇や他ジャンルの音楽家とも多くコラボレーションをしている。演奏経験も豊富で、ホセ・カレーラスのための演奏や市川猿之助のスーパー歌舞伎での劇中音楽も手がけている。日本全国で数多くのコンサートを行い、今や二胡の第一人者として評価されている。

蓮沼健介(ハスヌマ ケンスケ)


作曲家でありピアノ奏者の蓮沼健介は、東京都出身。若い頃から音楽に親しみ、さまざまなアーティストとのコラボレーションを重ねてきた。彼は数多くのCM音楽を手がけ、曹雪晶との共演も多く、彼女のCD制作にも参加している。中国伝統音楽と沖縄民謡の研究にも興味を持ち、新しい音楽の創造に挑む姿勢は多くのファンに支持されている。

二胡の魅力


二胡は、5世紀頃に発生した擦弦楽器であり、さまざまな楽器の祖先とも言われている。その音色は独特であり、感情を豊かに表現することができる。通常のオーケストラやバンドでは味わえない、個別の音色が持つ魅力は、多くの人々を魅了してやまない。

開催情報


公演は2025年6月28日(土)に、横浜市岩間市民プラザ4階ホールで開催される。開場は13:30、開演は14:00から。入場料は前売り3,000円、当日3,300円で全席指定となっている。チケットは岩間市民プラザで購入可能。

この特別なコンサートを通じて、多くの人々が音楽の力でつながり、新たな文化の交流が生まれることを期待してやまない。横浜の美しい夕暮れとともに、心に残るひとときを楽しんでほしい。


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