大賞『クジラがしんだら』
2025-10-31 11:05:14

第6回TSUTAYAえほん大賞の栄冠は『クジラがしんだら』に決定

第6回TSUTAYAえほん大賞、大賞作品発表!



2023年も盛況のうちに開催された「TSUTAYAえほん大賞」の第6回受賞作品が発表されました。この賞は、将来的にも親子で読み継がれる絵本を選定するもので、全国のTSUTAYA・蔦屋書店で取り扱う児童書の担当者がその選考に関わっています。今回は、特に注目の作品が大賞に選ばれました。

大賞受賞作『クジラがしんだら』



大賞の栄冠に輝いたのは、『クジラがしんだら』です。著者は江口絵理、絵を手掛けたのはかわさきしゅんいち、そして監修には海洋研究開発機構の藤原義弘氏が名を連ねるこの作品は、命の終わりとそれに続く命のつながりを描いた物語です。愛着を感じるイラストは、深海という厳しい環境に生きる生物たちの一瞬の宴会を描いており、読者に深い感動を与えます。

受賞の背景と狙い



TSUTAYAえほん大賞は「50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てたい」という思いから始まりました。直近1年間に出版される絵本から、特に心に残る作品を選び出しています。昨年受賞した『大ピンチずかん2』が、発表前後で140%の販売数を誇ったことからも、この賞の影響力が伺えます。

全国の書店での展開



受賞作品『クジラがしんだら』は、11月1日より全国のTSUTAYA・蔦屋書店で特別に展開されます。それに伴い、美しいイラストを活かしたさまざまな店頭装飾が計画され、訪れる顧客に新たな出会いを提供することを目指しています。

他の受賞作品も魅力的



第6回の大賞に加え、受賞した他の絵本も非常に興味深いものばかりです。例えば、2位には内田有美氏の『おせち』が選ばれ、美しい日本の伝統文化を子どもたちに伝える内容となっています。また、3位には阿部結氏による『どろぼうジャンボリ』が入っています。これらの作品も読者に新しい視点を提供してくれることでしょう。

書店員のコメントから見える絵本の魅力



各書店員からのコメントも興味深く、特に『クジラがしんだら』については、深海の厳しい環境でも命がつながっていることの驚きや、心温まるイラストが評価されています。その他の作品についても、親子で一緒に楽しむことができる文化背景や、思いを伝えることの大切さが語られています。

今後の展望



CXは今後も「TSUTAYAえほん大賞」を通じて、新しい絵本との出会いの場を提供し、受賞作品が長く愛されるよう努力していくとのこと。さらに、2025年には代官山にて「えほん博2025」が開催され、絵本の楽しみを広めるイベントが企画されています。

結論



「TSUTAYAえほん大賞」第6回受賞作『クジラがしんだら』は、深いメッセージ性と美しいイラストが共存する素晴らしい作品です。これからも多くの読者に愛されることが期待されるこの絵本を手に取り、ぜひその世界に浸ってみてください。


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