沖縄からの新星、えびちるがアルバムを発表
沖縄出身の若きフィメールラッパー、えびちるが2023年12月22日に記念すべき初のアルバム『ネリリ チルル ハララ』をリリースします。このアルバムには、話題の先行配信曲「えーりあんぴーぽー」を含む全11曲が収録されており、えびちる自身が作詞作曲を手がけた新たな音楽体験を提供しています。
宇宙をテーマにした独自の世界観
アルバムは「宇宙」をテーマにしており、えびちるの過去の経験や感情、そして妄想が詰まった楽曲が詰まっています。彼女の内面の宇宙と物理的な外宇宙が交差し、唯一無二の表現が展開されること間違いなしです。特に、11曲という数は、物理学の超弦理論で提唱される11次元空間から着想を得ているというから驚きです。
作曲に挑戦したえびちる
本作の特色は、えびちるが全曲のビートメイクを手がけたことです。彼女は沖縄在住のビートメイカー、OMKT氏に師事し、わずか2ヶ月でアルバムを完成させました。何よりも、この過程が彼女にとって新しい挑戦であり、ラップするだけでなく、自らの音楽を形作る楽しさを体験することになりました。時には、制作に没頭しすぎて、部屋の汚れを指摘されたというエピソードも印象的です。
アルバムジャケットとその意味
アルバムジャケットは、えびちるのマイルームをフィーチャーしています。この部屋は、楽曲制作に使った機材や、彼女が普段から愛用しているアイテムで飾られています。特にボイジャー1号に搭載された「ゴールデンレコード」をテーマにした小物が散りばめられ、視覚からもアルバムの世界観を感じることができます。
トラックリストの魅力
収録されている曲はバラエティに富んでおり、各曲の内容も非常にユニークです。例えば、オープニングトラック「ボイジャー1号」は、彼女の生活空間から宇宙に向けて発信されるメッセージを表現し、また「オーマイゴッド粒子」では宇宙線にスポットライトを当てた楽曲となっています。そして、バラエティ豊かなテーマの楽曲が続きます。「ストレートスパゲッティ」では恋愛問題をブラックホールのスパゲッティ化現象に例え、「脱!パラサイトニート星」では、実家からの自立を歌い上げるなど、多角的な視野で作られています。
彼女の思いとファンへのメッセージ
えびちるは、「このアルバムは私の宇宙を感じてもらうために作ったものです。楽曲制作中、曲の参考にしたアイテムがジャケットに散りばめられているので、ぜひそれを探しながら聴いてほしい」と語っています。彼女の世界観を体験してみてください。
えびちるのプロフィール
沖縄県浦添市出身のえびちるは、2005年生まれのフィメールラッパーです。不登校を経て、ラップに出会ってからは「沖縄サイファー」での活動を開始し、Jリーグクラブ「FC琉球」のマスコットキャラとのユニット活動も行っています。エネルギッシュな活動をしている彼女から、今後も目が離せません。これからの彼女の音楽が楽しみでなりません。