あったかタイムinイオンシネマ
2025-07-10 14:52:19

発達障がいの子どもたちが映画を楽しむ特別上映会「あったかタイムinイオンシネマ」

映画鑑賞の新しいカタチ



2025年7月4日、千葉市のイオンシネマ幕張新都心で特別な映画鑑賞会「大きな声を出しても大丈夫!」というテーマのもと「あったかタイムinイオンシネマ」が開催されました。これは発達・知的障がいのあるお子さまやそのご家族が、周囲を気にせずに映画を楽しむことができる特別な上映会です。開催を手掛けたのは株式会社イオンファンタジーとイオンエンターテイメントで、障がいのある方々が持つ特性に配慮した温かみある空間が提供され、参加者は安心して映画を観ることができました。

あったかタイムとは



あったかタイム」は、これまでイオンファンタジーのプレイグラウンドで、特性に応じたお子さまたちが楽しく過ごせるように企画されたイベントでした。この度、映画館での体験を持つことが難しいお子さまやそのご家族を対象に、映画鑑賞会として初めて実施されることになりました。これにより、普段は映画館に行くことをためらう方々にも、くつろいで映画を楽しんでほしいという願いが込められています。

このイベントでは、話題の映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』が上映され、発達・知的障がいのあるお子さま26組、約70名が参加しました。その中には、初めて映画館デビューを果たした親子も15組存在しました。参加者からは、「多動の子どもを観ることができてとても嬉しかった」「最後まで集中して映画を見られたことに驚いた」「嬉しそうに画面を見つめる子どもたちの姿を見て涙が出た」といった感動の声が多く寄せられました。

満足度を測るアンケート結果



イベントの後に実施したアンケートでは、参加した18組の家庭に対して満足度を尋ねました。その結果、12組が「大変満足」、6組が「満足」と回答し、多くの参加者が安心して楽しめた様子が浮き彫りになりました。特に「子どもが声を出しても良いという安心感」が高評価に繋がったことが明らかになっています。

また、参加者の年齢層は3歳から12歳までで、最も多かったのは5歳の子どもたちでした。その中で、18組中15組が初めて映画館での鑑賞を体験したという結果が確認され、この特別な上映会がどれほど多くの家庭に新しい機会を提供したかを物語っています。

これからの取り組み



イオンファンタジーとイオンエンターテイメントは、今後も継続して障がいに対する理解を深め、すべての人々が共に楽しむことのできるインクルーシブな社会の実現に向けて邁進していきます。今後の活動にも期待が寄せられています。


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