旺文社 古語辞典 第十一版の発売が迫る!
2025年10月22日に発売される『旺文社 古語辞典 第十一版』の予約受付が8月27日から始まりました。教育出版の株式会社旺文社は、初版から65年の歴史を持つこの古語辞典を10年ぶりに改訂します。高校生が学習に役立てられるように工夫が凝らされており、特に苦手とされる分野に対する解説を強化しました。
アプリ版での新機能と利便性
新しい辞典には、同時にリリースされる「旺文社 辞典アプリ」との連携もあり、スマートフォンからいつでもどこでも古語を調べることができます。このアプリは2026年春にリリース予定で、書籍内容にアプリ独自のコンテンツも加わります。
アプリでは、総語数43,500語を収録し、見出し語を3段階の重要度別に整理。語の意味や使い方が豊富な用例とともに解説されており、学習者にとっては便利なツールと言えるでしょう。また、文法、古文常識などを150ページにわたって解説した充実の付録も搭載しています。
高校生のための特化型辞典
『旺文社 古語辞典 第十一版』の大きな特長はそのボリュームです。古典文学の中でつまずきやすい「敬語解説」や「和歌の表現と解釈」、「旧暦の仕組み」などの詳細が120ページにわたって掲載されており、高校生が古文をより理解するための強力なサポートをします。加えて、古典文学史を視覚的に説明する口絵や、詳細な巻末カラー参考図も用意されています。
書籍購入特典として、アプリ版には特別コンテンツが含まれ、全27,000用例に現代語訳がつくなど、従来の辞書を超えた学習支援を行います。加えて、助動詞や助詞のまとめた「迅速理解表」や、「百人一首」の手引きも収録されています。
多様な学びのニーズに応える
旺文社は「学ぶ人は、変えてゆく人だ」という理念の下、学びの大切さを重視しています。テクノロジーを活用した教育出版事業を通じて、いかに多くの人がいつでもどこでも学ぶことができる環境を提供できるかを目指しています。
今回の改訂で生まれる新しい古語辞典は、その理念を体現した一冊となるでしょう。高校生をはじめとする若者たちにとって、学びのパートナーとして欠かせない存在になることが期待されています。
書籍概要
『旺文社 古語辞典 第十一版』は、著者に池田和臣、山本真吾、山口明穂、和田利政を迎え、定価は3,740円(税込)です。サイズはB6判で、1,584ページにわたる内容となっています。カラーページも一部含まれ、視覚的な学習をサポートします。また、旺文社 辞典アプリは、iOSとAndroidに対応しており、体験版機能も搭載されています。
教育の現場で、また日常生活で役立つこの辞典は、高校生のみならず広く多様な学びを支える一助となるでしょう。詳しくは公式サイトでチェックしてみてください。
旺文社 辞典アプリのページもお見逃しなく。