ジンゾリウムで体感する腎臓の世界！福岡で啓発イベント開催

福岡市で2023年9月6日と7日の二日間、糖尿病およびその合併症に関する啓発活動の一環として、没入型イベント「ジンゾリウムで旅する腎臓のセカイ」が開催されます。このイベントは、バイエル薬品株式会社が主催し、糖尿病と腎臓の関係について面白く学んでもらうことを目的としています。

イベントの内容

会場には直径6メートルの巨大なイマーシブドームが設置され、中で糖尿病と腎臓に関する映像が投影されます。訪れた人々は、まるで体内に入り込むかのように、腎臓の世界を旅する感覚を体感できます。また、併設されたクイズスタンプラリーでは、糖尿病やその合併症について楽しく学びながら、腎臓の機能や健康を守るためのヒントを得ることができます。すべてのスタンプを集めた参加者には、福岡県産のミネラルウォーターがプレゼントされる特典も用意されています。

市民公開講座も開催

イベントの2日目には、市民公開講座「腎臓を守るために今できること」が行われ、九州大学病院の坂本竜一先生を講師に迎え、糖尿病およびその合併症についての講演が行われます。講演後には、福岡出身のミュージシャンであり俳優の陣内孝則さんがゲストとして参加し、糖尿病の仕組みや日常生活で気を付けるべきことについてトークセッションが行われます。

糖尿病の現状

日本では、糖尿病が疑われる人はおよそ2,000万人に上るとされており、その一部は自覚症状なく進行することから早期の診断と治療が重要です。特に福岡県では、糖尿病関連の腎臓病が新規透析患者の原因の5割以上を占めているため、啓発活動は非常に意義深いものとなっています。

参加について

このイベントはどなたでも自由に参加できるスタイルをとっています。来場者が多すぎる場合はお待ちいただくことがありますので、早めの来場をお勧めします。市民公開講座には420名分の定員が設けられており、事前申し込みが必要です。申込みは先着順となっており、定員に達し次第締め切られますので、参加希望の方はお早めに申し込みを行ってください。