日本と南米を結ぶ新たな架け橋、株式会社El Puente設立の意義
2025年10月3日、東京都豊島区に新たに設立された株式会社El Puente(エル・プエンテ)。この新会社は、日本と南米の交流を深めることを目的としており、代表取締役にはプロゴルファーのアレアン・フアン選手が就任しました。彼は「日本ツアー初のコロンビア出身選手」として、スポーツを通じた文化の架け橋を目指しています。
設立の背景
アレアン・フアン氏は、コロンビアのカルタヘナ出身で、17歳からゴルフに打ち込んできました。彼がスポーツ選手としてのキャリアを築く中で、異文化間の壁を超え、最高のパフォーマンスを発揮できる環境が必要だと痛感し、国境を越えた理解の重要性を認識していきました。この経験が、El Puente設立の原動力となっているのです。「文化の架け橋」としての役割を果たすことを目指し、彼自身の衝動と夢を具体化するための一歩を踏み出しました。
El Puenteは、アレアン・フアン選手の情熱を事業の心臓部に据え、日本と南米の繋がりを強化するための新しいモデルを構築していきます。
事業内容の概要
株式会社El Puenteが展開する事業は、スポーツマネジメント、イベント・メディア、ビジネスコンサルティングの三つの領域です。これらの領域を融合させたハイブリッドアプローチにより、相互に相乗効果を生み出し、両地域の発展を促進します。
スポーツマネジメント事業
フアン選手に続く南米の若手アスリートを発掘し、日本での活動を包括的に支援。選手とその家族が安心して生活できるよう、専門的なサポートを提供します。「家族のような寄り添い」をテーマに、選手の成長を親身になって支援します。
イベント&メディア事業
ラテン文化とスポーツの情熱を融合したイベントを企画・運営し、YouTubeなどのデジタルメディアを通じて、在日南米アスリートの魅力や異文化交流の重要性を広めていきます。多様なネットワークを通じて社会的信頼を構築し、地域の理解を促進します。
ビジネスコンサルティング事業
日本企業の南米進出、逆に南米企業の日本市場進出を支援するビジネスコンサルティングも行います。現地の文化やビジネス慣習への深い洞察を活かし、リアルな情報に基づいた支援で、両国間の経済交流を円滑に進めることを目指しています。
アレアン・フアンのプロフィール
アレアン・フアンは1985年5月19日生まれ。17歳からゴルフを始め、2010年にはプロ選手となりました。彼の攻めのプレースタイルは多くの注目を集めています。
2024年:PGA Colombiaチャレンジツアー第1戦優勝、日本ツアーへの挑戦も続けています。
彼は「私の目標は、『日本ツアー初のコロンビア出身選手』として成績を残し、両国を繋ぐ『文化の架け橋』となることです。El Puenteの設立は、その夢を実現するための大きな一歩です。」とコメントしています。
株式会社El Puenteのビジョン
El Puenteは、国籍や文化の壁を越えたアスリートの最高のパフォーマンスを支援し、スポーツを通じて日本と南米の間に新たな交流を生み出すことを理念としています。言語や文化の違いが障害となることなく、選手が競技に集中できる環境を整えるために尽力します。
El Puenteの成功は、両国の理解を深め、国際的な橋渡しをする役割を果たすことで、アスリートの未来を切り拓くことにつながります。日本と南米、そして世界を結ぶこの新しいプロジェクトに、今後の展開に期待が寄せられます。