リアル夫婦ドラマの魅力
2025-02-12 15:31:52

ドラマ「それでも俺は、妻としたい」の制作秘話とリアルな夫婦像

ドラマ「それでも俺は、妻としたい」の制作秘話



概要


真夜中ドラマ「それでも俺は、妻としたい」がテレビ大阪で毎週土曜深夜に放映中です。主演の風間俊介さんとMEGUMIさんがリアルな夫婦の姿を演じ、SNSでも話題となっています。この作品の原作・脚本・演出を手がけた足立紳さんにお話を伺いました。

作品の見どころ


足立監督が特に強調したのは、風間俊介さんとMEGUMIさんの掛け合いの素晴らしさです。その彼らの存在感は驚くほどで、観る者を引き込む力があります。また、このドラマは家庭内の小さな事件に焦点を当て、家庭のリアルな姿を描写することを目的としています。特に、家族の複雑な感情や微妙な関係性にスポットを当てることで、視聴者が感情的に共鳴できる内容になっています。

足立監督は、「不倫や復讐などの大きな事件は描いていないけれど、家族の普遍的な問題が織り交ぜられたストーリーだ」と述べています。「誰もが抱える弱さや人間らしさを描く挑戦をしているので、第3話まで我慢して見ていただければ、より深い理解と感動が得られると思います」とも語りました。

リアルなセリフの重要性


本作は、通常のドラマには見られない「良いセリフ」が一切ないと監督は言い切ります。「普段の生活では人を励ますための言葉は少なく、真実の言葉で人間の本質に迫ろうとした」と説明しました。普通のドラマであれば心に響くセリフが用意されていますが、この作品はあえて「ロクでもない言葉」のオンパレードなのです。その中でも視聴者には何かしらの力を与えることができる作品を作りたかったと感じているようです。

家での撮影の意義


本作では自宅での撮影が行われたことが一つの特徴です。監督は、「日常生活のリアリティを追求するため、自宅が一番適している」と話しました。撮影場所として自宅を選んだことにより、キャストやスタッフの動線にリアリティが生まれ、登場人物たちの生活がより自然に感じられるようです。また、長年生活している自宅には独自の雰囲気や感情が染み込んでいるため、視聴者にとっても親しみやすい空間となっています。

この家庭環境が、役者たちの演技にどのように影響を与えたかも興味深いポイントです。例えば、風間さんとMEGUMIさんは撮影が終わった後仲間と一緒に家で食事をしたという『プライベートのように映るシーンを皆で体験する』という感覚があったとのことです。

原作との違い


足立監督は、自身の原作をテレビドラマにする際、意図的に原作とは異なるアプローチを取った部分も多いと語りました。原作は肉感的な描写が特徴ですが、テレビではそれが正確に表現できないため、十分に内容を変えた部分があると述べています。それでも、夫婦でいることへの執着や、相手を理解しようとする姿勢は失わないよう工夫を凝らした点が印象的です。

最後に


ドラマの展開が進む中、豪太の不完全さや、チカの心理的弱さが浮き彫りになっています。次回放送のエピソードでは夫婦の関係がさらに複雑化し、視聴者にとって驚きの展開が待っているかもしれません。足立監督は、「最初は気持ちが理解できないかもしれませんが、視聴者には家族のリアルな姿を受け入れてもらえたら嬉しい」と締めくくりました。


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