滋賀の魅力を音楽と写真で伝える新読書体験、『Hear and There』が発売決定！

新しい読書体験を提供する『Hear and There』

音楽家・山本啓と写真家・中島光行による新しい読書体験、「Hear and There」が発表されました。このサウンド＆ヴィジュアルブックは、滋賀の自然の美しさを音楽と写真で表現しており、1000部限定で2025年5月13日より滋賀の複合施設「TaLaVoyage」から販売されます。

サウンド＆ヴィジュアルブックの誕生

「Hear and There」に込められたコンセプトは、“写真を聴き、音を見る”という、これまでにない視覚と聴覚を融合させた体験です。二人のアーティストはリサーチのため、滋賀のさまざまな場所を訪れ、音と風景を捉えることに多くの時間を費やしました。霊仙山や琵琶湖、余呉湖など、滋賀の本質的な魅力を引き出すためにフィールドレコーディングを行い、それを作品に結実させました。

クリエイター陣の紹介

アーティストの山本啓は、インストゥルメンタルバンド「NABOWA」のメンバーとして知られ、滋賀でのフィールドレコーディングを通じて自然の音を取り入れ、音楽を構築しています。一方の中島光行は、独自の視点で土地の美しさを切り取る写真家であり、豊かな自然とそれを取り巻く環境を鮮やかに映し出します。

この二人が共に取り組んだプロジェクトは、従来の観光PRの枠を超え、滋賀の魅力を本質から伝える新たな試みとなっています。音楽と写真の共鳴が如何に滋賀の隠された魅力を浮き彫りにしたのか、その結果を楽しみにしています。

こだわりのデザインと製本

この作品は、エディトリアル・デザイナー綱島卓也の手により、視覚と聴覚を連動させる仕掛けが施されています。音楽の波形が透明に印刷され、写真との組み合わせによって、受け手が能動的に作品を体験することができます。聴く音と見る写真が互いに呼応することで、読者の想像力を広げ、滋賀の自然への新たな理解を促すことを目指しています。

販売情報

サウンド＆ヴィジュアルブック『Hear and There』は、定価22,000円（税込）で、TaLaオンラインショップにて1000部限定で販売されます。本書には、山本啓によるオリジナル楽曲7曲を収録したレコードと、中島光行による104ページの写真集が含まれています。

皆さんもこの新たな読書体験で、自分だけの「まだ見ぬ滋賀」を感じてみてはいかがでしょうか。