ミュージカル「アトム」が再演!
2025年11月、手塚治虫の名作を原案にしたミュージカル「アトム」が15年ぶりに再演されることが決定しました。場所はIMM THEATERで、期間は11月21日から11月30日までとなります。
元々この作品は、十万馬力のロボット・鉄腕アトムの時代が終わり、進化したロボットたちが人間に対して絶対的な服従を強いられる未来の物語です。アトムがいなくなった後の世界を舞台にしており、手塚治虫氏のメッセージが込められています。この作品は、劇団わらび座が企画・制作し、脚本・演出には横内謙介氏、作曲には甲斐正人氏というベテランスタッフが参加しています。初演は2010年から2013年までの全国ツアーを含むロングラン公演でした。
登場キャスト
再演の主演には、ダンス&ボーカルグループ「WATWING」の髙橋颯と、ボーイズグループ「WILD BLUE」の宮武颯がWキャストでトキオ役を演じます。また、トキオの親友・アズリ役にはミュージカル界でも注目される島太星と、志村玲於が配されています。ヒロインのマリア役には、映像や舞台で幅広く活躍中の平川結月と明音亜弥が選ばれ、そのキャストからも期待が高まります。
そのほかにも、ミュージカル『ヒーロー』や『テニスの王子様』で知られる木村来士や寺島レオン、さらにはAKB48の田口愛佳、ラストアイドルの畑美紗起など、豪華な出演陣が揃います。そして、演出・振付を担当する良知真次氏も、彼自身のクリエイティブな視点から本作に新しい息吹を吹き込むことでしょう。
ストーリー概要
物語は、さらに進化したヒト型ロボットが絶対服従を余儀なくされる未来の世界が舞台です。主人公トキオは、神楽坂町子の屋敷で働くロボットで、親友の看護師ロボット・アズリと共に秘密のパーティーを開いています。一方、両親との不仲から家出してきたマリアや、労働環境から逃げてきたタケとエミの人間たちが、ロボットとの出会いを通じて心の自由を求めます。彼らの交流は、ロボットに新たな生きる喜びを与え、次第に悲劇へと発展します。果たしてアトムは蘇るのか、トキオはどのような決断を下すのか、感動のクライマックスが待ち受けています。
公演情報
ミュージカル「アトム」の再演は、2025年11月21日から30日までの期間で行われます。チケットはSS席が13,500円(税込)、S席12,000円(税込)、A席9,000円(税込)となっており、U-18チケットやファミリーペアチケットも用意されています。詳細やチケット購入については公式HPをご確認ください。
再演に向けて多くの注目を集める「アトム」。手塚治虫の作品が持つ普遍的なメッセージと、豪華なキャストのパフォーマンスによる感動の物語をお見逃しなく。