行方不明展 名古屋
2025-03-26 18:38:21

「行方不明展 名古屋」トークイベントの魅力を伝える

「行方不明展 名古屋」トークイベントレポート



3月22日、名古屋のテレビ愛知第一スタジオにて、ホラー作家の梨氏とテレビ東京の大森時生氏によるトークイベントが開催されました。これは「行方不明展」の名古屋巡回記念として行われ、約80名の観客が集まりました。二人は、独自の視点で「行方不明」をテーマに語り、参加者を惹きつけました。

新たな試みに挑戦



トークが始まると、梨氏は自身のスタイルを貫き、顔を隠した状態で登場しました。「かつてない不穏な照明が印象的ですね」と話す梨氏は、ホラー作品の企画者らしい雰囲気を醸し出しました。大森氏が問いかけた「『行方不明』をテーマにした理由」について、梨氏は「人の存在が曖昧な空間、喪失や不在のテーマは魅力的だと思ったから」と説明。二人のクリエイティブな対話が展覧会の核心に迫りました。

エンターテインメントの新しい形



大森氏は、特に若い世代がこの展覧会に引き寄せられていることに触れ、「TikTokがその一因だ」と述べました。彼は、大学生たちがデートスポットとして楽しむ姿を見て「素晴らしい文化が生まれている」と感じたとのこと。また、ホラーの枠を越え、広い層が共感できる内容であることがヒットの理由と語りました。

梨氏も、展示物にノスタルジーを感じさせる要素を取り入れたことが若者に響いた理由を分析。特に、「Y2K的な要素」が新たな楽しみ方を提供し、ホラーを苦手とする人たちも楽しめる場を作ったと語りました。

終わらない探求



トークの中で、二人は「『ここではない、どこかへ』という感情」についても話し合いました。大森氏が「特に若い人は、自分の環境に不満を持ちやすい」と共感する一方、梨氏の「旅行を通じて解放感を求める願望」は、多くの人が抱く共通の感情であることを示しました。

名古屋会場で新たに展示された「犬小屋」に関する制作秘話も大盛り上がり。梨氏は、「放置された犬小屋が新たな展示として登場したのは、まさに行方不明展らしい」と語りました。

大須の魅力



イベントは、大須商店街の商業空間にぴったりの雰囲気で行われました。大森氏は名古屋の街の独特な空気感に触れつつ、行方不明展との相性の良さを強調。「東京にはない魅力がある」と称賛しました。特に、商店街とのコラボレーション企画が好評を博し、一部店舗では割引を受けられるキャンペーンが行われるなど地域活性にも貢献しました。

今後の展開



最後に、梨氏と大森氏は、今後も二人での企画を続けていく意向を示しました。「また新たなアイデアを持って、皆さんにお会いしたい」とのこと。今回のトークイベントは、客席を魅了する言葉を次々と紡ぎ出し、充実した時間となりました。

「行方不明展 名古屋」は3月30日(日)まで開催されており、次なる訪問を受け入れる準備が整っています。忘れられない体験をぜひお見逃しなく!


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