ローソン北大塚一丁目店が炒めロボ「I-Robo 2」を導入し食体験を進化させる

最近、ローソン北大塚一丁目店が新たに炒め調理ロボット「I-Robo 2」を導入することが発表され、注目を集めています。このロボットは、テックマジック株式会社が開発したもので、2025年7月22日から実際に利用が始まります。

ローソンの革新とサステナブルな理念

この店舗は、顧客と一緒にサステナブルな暮らしを考えることをコンセプトに2022年にオープンしました。ローソンは国内の約9,600店舗で「まちかど厨房」を導入し、調理された料理を提供する新たな形態を取っています。特に、2021年からはデリバリー専用に開発された商品を宅配する「ゴーストレストラン」サービスもスタート。今では1都1道2府12県で約700店舗に広がるサービスとなっています。

炒め調理ロボ「I-Robo 2」とは

「I-Robo」は、普通の調理行程を自動化するロボットで、特に「炒める」という工程が新たに加わったことで、提供できるメニューの幅が広がります。例えば、たまごチャーハンや野菜炒めなど、火力とスピードが求められる料理が、わずか1.5～2.5分で調理されます。このため、店舗スタッフはより付加価値の高い業務に集中できるようになります。

注文の流れとメニューの多様性

店舗内には専用の注文端末が設置され、顧客はそこから注文を行います。調理はすべて「I-Robo」が担い、出来たての料理を迅速に提供します。この店舗では、炒めメニュー全14品がラインナップされており、トッピングのバリエーションも豊富です。

メニュー例

- 【たまごチャーハン】

- たまごチャーハン（538円）
- たまごチャーハン春巻き2個のせ（646円）
- たまごチャーハン牛もつのせ（862円）
- たまごチャーハン豚ハラミのせ（862円）

- 【野菜炒め】

- 野菜炒め（538円）
- 野菜炒めチャーシュー入り（646円）
- 野菜炒め牛もつ入り（754円）
- 野菜炒めネギ塩豚タン入り（754円）

企業背景と今後の展望

テックマジックは2018年に設立され、「サイエンスとテクノロジーで人類が創造的に生きる世界を実現する」を理念としています。今回の「I-Robo 2」は、コンパクト性と洗浄性、操作性が向上した進化版で、さらにオプションも増えています。このような革新により、ロボット技術がもたらす料理体験の向上が期待されます。