池松壮亮が鳥取城跡で魅了したトークイベント
俳優の池松壮亮さんが、歴史的な舞台である鳥取城跡において、
第26回「鳥取三十二万石お城まつり」で特別なステージトークを実施しました。このイベントは、戦国時代の山城を背景にした新たな「豊臣兄弟!」に向けての準備の一環として、観客にその思いや役作りについて語る貴重な機会となりました。
鳥取城とお城まつりの魅力
歴史ある鳥取城は、江戸時代には鳥取藩の居城として整備され、今ではその名残を楽しむことができます。中でも特筆すべきは、
日本最長の城郭復元木橋である『擬宝珠橋』や、日本唯一の『巻石垣』など、見どころが満載です。この場所では、豊臣秀吉による兵糧攻めが行われたことでも知られています。こうした歴史が息づく中開催されるお城まつりは、参加者の心をつかむ特別なイベントです。
池松壮亮が語る役作りの思い
今月のイベントには、池松壮亮さんが登壇し、会場は800名の観客で埋め尽くされました。池松さんは、「豊臣兄弟!」で演じる豊臣秀吉の役作りについて、特にプレッシャーを感じている点を語りました。彼は、「大河ドラマは48話にわたって、歳を重ねる秀吉を演じなければならないため、多くの衣装が必要です。秀吉の出世に伴い、甲冑もどんどん重たくなってきて大変」と、迫力ある解説をしました。観客は、普段聞けない裏側の話に興味津々で耳を傾けていました。
歴史の魅力と今後の期待
池松さんはトークの後半で大河ドラマの魅力について話し、「自己表現の一環として、戦国時代を新しい視点から描いています。戦場が華やかな晴れ舞台のように捉えられることを目指している」と情熱的に語り、聴衆の期待を高めました。池松さん自身も初めての鳥取訪問であり、前日に楽しんだ鳥取名物の蟹についてのエピソードも披露。温かな観客の反応に感謝し、「この好意を持ち帰り、良いドラマを作りたい」とコメントを残しました。
続く活躍に期待
池松壮亮さんは、2003年にハリウッド映画『ラスト・サムライ』でデビュー以降、数多くの映画やドラマで活躍を遂げ、数々の賞を受賞してきました。今後とも彼の演技には要注目です。大河ドラマ「豊臣兄弟!」への期待が高まる中、彼のさらなる活躍に期待が寄せられています。鳥取城跡での今回のイベントは、観客との心の架け橋として、今後のドラマに向けた新たな一歩となったことでしょう。