絵本『パンどろぼう』が令和で最も愛される児童書に輝く

絵本『パンどろぼう』は、株式会社KADOKAWAによって刊行され、令和の時代に最も売れた児童書として名を馳せています。著者は柴田ケイコ氏で、そのユーモラスなストーリーと魅力的なイラストが子どもたちの心をつかみ、親たちにも愛されています。

作品概要

この絵本は、幼児から小学生までを対象にした作品で、0歳から12歳までの子どもたちに楽しんでもらえる内容となっています。物語の中では、街のパン屋から飛び出した「パンどろぼう」が、さまざまなパンを追い求める姿が描かれています。「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめるおおどろぼうさ」という印象的なセリフと共に、パンに包まれたその正体が明らかになっていく様子がコミカルに描かれています。

販売情報

絵本の正式なタイトルは『パンどろぼう』で、定価は1,540円（本体1,400円＋税）。2020年4月16日に発売され、ISBNは9784041090602です。詳細情報はこちらのリンクからご覧いただけます。

シリーズの魅力

『パンどろぼう』は、2020年の初版以来、6作目まで発表されています。このシリーズにはお茶目でシュールなキャラクターがたくさん登場しており、特に子どもたちに大きな人気を博しています。作品は多くの賞を受賞し、信頼性とクオリティの高さが証明されています。たとえば、『パンどろぼう』は「第11回リブロ絵本大賞」と「第1回TSUTAYAえほん大賞」で大賞を獲得し、続編となる『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』や『パンどろぼうとほっかほっカー』も同様に多くの賞を受賞するなど、評価が高まっています。

5周年企画の開始

2025年4月16日にはシリーズの5周年を迎えるにあたり、いくつかの特別企画が発表されました。この記念イベントの目玉は、初めてのゲーム化が実施され、人気ゲーム「FORTNITE」にてパンどろぼうのワールドが配信されるということです。また、特設サイトもオープンし、「パンどろぼう5周年フェスティバル」や「パンどろぼうへてがみをおくろう！キャンペーン」が全国の書店で開催されることになっています。
特別仕様の絵本第1作目『ふわふわカバー特装版パンどろぼう』の受注も開始されるほか、公式ファンクラブ「パンどろぼういとしのパンくらぶ」も開設され、ファンの交流の場が提供されます。

著者・柴田ケイコについて

著者の柴田ケイコさんは、高知県出身で、さまざまな絵本シリーズを手がけています。代表作には「めがねこ」シリーズや「しろくま」シリーズなどがあり、特に「パンどろぼう」はその中でも特異な存在として、彼女の愛情とクリエイティビティが詰まった作品です。柴田さん自身もチーズパンやチョコのついたツイストパンが好きだという、パンに愛着を持つ方です。

このように、絵本『パンどろぼう』はただの児童書ではなく、子どもたちに夢を与え、大人にもその温かさを伝える素晴らしい作品です。今後の展開にも目が離せません。