貴金属の音を楽しむ新しい音楽体験『プレシャスメタル・オーケストラ』配信開始

貴金属による新たな音楽体験が誕生

田中貴金属グループが音楽レーベル・株式会社デラと手を組み、まったく新しい音楽作品『プレシャスメタル・オーケストラ〜貴金属の音紀行Vol.1』の配信を2025年6月13日から開始します。この作品は、金（Au）、銀（Ag）、プラチナ（Pt）などの貴金属が生み出す独自の音色を楽しむことができ、音楽と貴金属の融合を体験できる革新的な試みです。

TANAKA未来研究所の挑戦

田中貴金属グループは、2085年に創業200年を迎えるにあたり、「誰も見たことのない未来を創る」というビジョンのもと、TANAKA未来研究所を設立しました。この研究所は新しい価値観を形にすることを目指しており、音楽の分野でも独自のアプローチを展開しています。特に「純粋な貴金属の音」にフォーカスし、音が人間の心理や生理に与える影響を研究。デラの「サウンド・ウェルネスラボ」との協力により、貴金属音を活用した楽曲制作に乗り出しました。

貴金属の音の魅力

本プロジェクトでは、金、銀、プラチナをはじめとした8種類の貴金属プレートを使用。数ヶ月にわたって試作を進め、最適な音源が完成しました。特にグロッケンの鍵盤打楽器を用いることで、さまざまな音程と音色が一つに融合。純金のプレートが奏でる音から始まり、純銀やシルバーカッパーの音色、さらにそれらの組み合わせによるハーモニーまでも楽しむことができます。

特別な楽曲群

収録曲は、名作クラシック音楽を貴金属の音で表現した全4曲。バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」やベートーヴェンの「月光ソナタ」、シューベルトの「アヴェ・マリア」など、一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲が、新たな音色のもとに甦ります。また、編曲は癒し系音楽で評判のMitsuhiro氏が手掛けており、彼のコメントによれば、貴金属の高純度が多彩な音色を生み出すとのことです。