根付で時を旅する
2026-06-30 20:30:16

京都 清宗根付館「時間を旅する根付」展が魅せる根付の魅力

京都 清宗根付館「時間を旅する根付」展



京都 清宗根付館で開催中の「時間を旅する根付」展。現代根付の魅力を余すところなく紹介し、訪問者を時の旅に誘います。根付は、その小さな姿の中に大きな物語を宿しており、時代や文化、そしてその背後にある人々の思いをも表現しています。

この展示は、過去、現在、未来をテーマにした多彩な作品から成り立っており、ここでは特に時間旅行というコンセプトが強調されています。日本文学における古来のタイムトラベルのテーマ、たとえば『竹取物語』や『浦島太郎』など、時を超える物語が根付のテーマに影響を与えています。

根付に潜む物語



根付そのものが、異なる時代と場所を繋ぐタイムマシンのように、その魅力を持っています。来場者は、目の前に広がる根付を眺めることで想像の翼を広げ、様々な時代の出来事やキャラクターに思いを馳せることができます。多くの作品が、太古から未来へと時を往来する刺激的なイメージを創り出しています。

一部展示作品紹介



  • - 時の欠片(かけら)
作者:和地 一風
大きさ:高4.4cm
素材:象牙
この作品は春夏秋冬の移り変わりを女性の人生に重ね合わせており、特に夏という季節の情熱的な少女時代を描いています。

  • - おひるね
作者:髙山 明惠
大きさ:高2.0cm
素材:象牙
邯鄲の夢という古い物語からインスパイアを受けた作品。女性と猫が夢で時を超える様子を描いています。

  • - 蘇る化石
作者:向田 陽佳
大きさ:高3.7cm
素材:黒柿・水牛角
この作品は化石と目覚めた恐竜を対比させ、時の流れを感じさせるものになっています。

  • - メドゥーサvs.ペルセウス
作者:森 哲郎
大きさ:高3.7cm
素材:象牙
敵対する神話の時代の戦いに視覚的に立ち会うことができる一品です。

  • - 三賢者
作者:及川 空観
大きさ:高4.4cm
素材:象牙・べっ甲
未来に対する警鐘とも受け取れる寓意を含む作品です。

京都 清宗根付館について



京都 清宗根付館は、日本独自の根付文化を専門に収集し展示する美術館です。設立者である木下宗昭氏のビジョンのもと、日本の伝統を未来に繋げていくことを目的としています。美術館は地域との絆を大切にし、新たな芸術の挑戦の場でもあります。Educational programsやワークショップによって、訪問者に根付の魅力を伝えていく努力も忘れていません。

アクセス情報
京都市中京区壬生賀陽御所町46番地1
公式サイト

この夏、京都 清宗根付館で、根付を通じて時空を超える旅に出てみてはいかがでしょうか。心に残る多くの物語とともに、歴史の深みへ足を踏み入れることができる貴重な体験が待っています。


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