2025年の春、オーダーメイド絵本レーベル「kimito」が待望の公式ECサイトを公開し、一般販売を開始します。今回は、この新たな取り組みの背景や魅力についてお伝えします。
株式会社幼児教育研究所の代表である後藤沙衣子氏が率いる「kimito」は、自分だけのオリジナル絵本を提供しています。このブランドは、特に贈り物として人気を博しており、名前やメッセージを自由にカスタマイズできる点が大きな特長です。2024年11月に行われたクラウドファンディング企画では、目標の383%を達成し、その勢いに乗ってECサイトの立ち上げが決定しました。
公式ECサイト(
kimito-books.jp)では、様々なオーダーメイド絵本が販売されます。絵本の中では、主人公の名前をあなたが選んだものに変えることができ、1ページ目には贈り主からのメッセージを入れることができます。これにより、贈られる子どもたちにとって特別な一冊となるのです。これまで以上に思い出深い贈り物を提供することで、購入者にも素敵な体験を提供することが目指されています。
具体的な作品としては、まず『いっしょにさがそ』が挙げられます。著者のaccototoが手掛けたこの物語は、迷子の子どもがママとパパを探し求める中で様々な動物たちと出会う心温まるお話です。出会う動物たちとのハプニングに、愛情あふれる感情が盛り込まれています。この絵本は、思いやりや大切な人を想う気持ちを育む素晴らしい作品です。
また、『いたずらっこ』という作品も注目です。この絵本では、ユニークなキャラクターが展開する楽しい仕掛けが魅力です。名前を呼ぶと顔が膨らんだり、形が変化する様子が描かれており、ページをめくるたびに子どもたちの笑い声が響いてくるでしょう。装丁や編集にもこだわりがあり、特に装丁を担当した鳴田小夜子氏のセンスが光っています。
「kimito」の絵本はただの物語ではありません。子どもたちが自らの名前を主人公に仕立てあげることで、本への親しみを深め、自信を育んでいくきっかけとなります。このような背景から、現役の絵本作家や編集者が力を合わせ、誕生したこのレーベル。親子の絆や愛情を深めるための一助として、多くの家庭に寄り添う存在になることを目指しています。
公式ECサイトには、絵本だけでなく、その制作の裏側や作者の思いなども紹介されており、訪れるだけでも多様な楽しみ方があります。また、InstagramやXでも配信を行っており、最新情報や作品の魅力を知ることができます。
今後、kimitoがどのような新たな作品を生み出していくのか、楽しみでなりません。公式サイトやSNSを通じて、ぜひその動向をチェックしてみてください。「kimito」の絵本がもたらす感動や喜びを一人でも多くの方々に体感してほしいと思います。