家守綺譚重版決定
2025-10-14 12:44:23

梨木香歩原作の『家守綺譚』が重版決定!特別対談も必見

『家守綺譚』重版決定!不思議な世界に浸かろう



梨木香歩による傑作小説『家守綺譚』が近藤ようこの手で漫画化され、ついに重版が決定しました。この作品は、明治時代に生きる文筆家・綿貫征四郎が亡き友の家で不思議な日々を過ごす物語。草花や奇妙な出来事に彩られたその世界観に、多くの読者が魅了されています。

原作と漫画



『家守綺譚』は、原作の梨木香歩が197倍に描く不思議な世界観を、漫画家近藤ようこが美しいイラストで表現しています。最初に雑誌「波」での連載が始まった際から注目を浴び、単行本の発売以来、瞬く間に大ヒットを記録し、今回重版のお知らせが届けられました。これを記念して、最新の「波」10月号には、梨木さんと近藤さんの特別対談も掲載されています。

不思議な日常



物語の舞台は、四季折々の草花に囲まれた亡き友の家。そこには、白木蓮や都わすれといった植物で晩夏を彩り、サルスベリや化狸との不思議な出会いが待ち受けています。時が経つにつれて、綿貫がその友の物語を綴ろうと動き出すところで物語がクライマックスを迎えます。

この作品は、人と自然が密接に繋がっていた時代を背景に、不思議な出来事を通して主人公がどのように成長していくのかが描かれています。季節が川の流れのように巡る中で、読者は明治時代の風景を感じ取り、物語の中に引き込まれていくことでしょう。

特別対談の魅力



「波」10月号には、原作の梨木香歩と漫画を手がけた近藤ようこによる特別対談も収録されています。この対談はなんと、お二人の初対面という新鮮なもので、原作者が語る漫画の魅力や、近藤さんが漫画化を手がける際に心掛けていた情熱など、貴重な話が満載です。

さらに、10月号の表紙には近藤さんとその原画が使用され、直筆のネーム部分が読み取れる特別な一冊となっています。これはファンにとって見逃せないチャンスです!

今後の展開



なお、11月号では特別対談の後半も掲載予定とのこと。引き続き『家守綺譚』の魅力を追いかけてみてはいかがでしょうか。物語の続きを楽しみにしつつ、さらなる展開に期待が寄せられています。

著者情報



原作:梨木香歩


梨木香歩は1959年生まれの作家で、多くの小説やエッセイを発表しています。代表作には『西の魔女が死んだ』や『雪と珊瑚と』などがあります。

漫画:近藤ようこ


近藤ようこは1957年生まれの漫画家。数々の受賞歴があり、折口民俗学や中世文学などへの造詣が深い作品を多く手掛けています。代表作には『水鏡綺譚』や『夜長姫と耳男』などがあります。

書籍情報


『家守綺譚上』『家守綺譚下』は2025年9月25日に発売予定。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。


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