CCCとアートロンの提携
2025-05-21 13:43:02

CCCとアートロン、アート市場開拓に向けた新たなパートナーシップを発表

CCCとアートロン、アート市場開拓に向けた新たなパートナーシップを発表



カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)とその子会社である蔦屋投資(上海)有限公司は、中国のアート市場での強力なパートナーシップを築くため、雅昌文化(集団)有限公司(アートロン)との契約を締結しました。この契約は、急速に成長する中国のアート市場への展開を見据えたものであり、両社の強みを生かしてアートを通じて新たなライフスタイルを提案することを目指しています。

パートナーシップ契約の背景



中国は、アート市場においてアメリカに次ぐ第2位を誇る国であり、急速にシェアを拡大中です(参考:Artprice「2024年グローバルアート市場レポート」)。CCCおよび蔦屋投資が得意とするアートライフスタイル提案や空間デザイン、さらにアートロンが持つデジタルアーカイブ技術やプラットフォーム構築能力を融合させることによって、この市場において戦略的な立ち位置を築くことが期待されています。

中国でのアート事業の展開



CCCとアートロンの連携により、中国国内のデベロッパーや商業施設、さらにはホテルやマンションなどのクライアントに向けて、アートに基づいた空間デザインやストーリーを持つブックディレクションを提案します。これにより、アートを取り入れた印象的な空間を提供し、日常の生活に彩りを加えることを目指しています。また、アートを交えたライフスタイルの提案は、ユーザーに新たなアート体験を提供することにつながります。

提供するサービス内容



契約の中で、蔦屋投資はもちろん、CCCアートラボによるアートコーディネート業務も行われます。専門のスタッフは、各クライアントに適したブックディレクションを実施し、CCCのデザイナーが空間デザインとディレクションを手掛けます。一方、アートロンは自社の顧客に向けて、これらのサービスの提案を行う営業代行業務を担当します。

国内外における空間デザインの事例



日本においても、CCCとアートロンの提携はすでにリッチモンドホテルプレミア東京スコーレや芝パークホテルでの事例として具現化しており、ここでもアートを通じた空間デザインの可能性が広がっています。こうした成果は、日本だけでなく中国にも展開し、さらなるアート体験に繋がる展望があります。

会社概要



  • - 蔦屋投資(上海)有限公司
蔦屋投資はCCCの100%子会社であり、中国国内において書店運営を中心に、アート提案や空間デザインなど多岐にわたるサービスを提供しています。

  • - 雅昌文化(集団)有限公司
1993年に設立されたアートロンは、アートを通じて人々に奉仕することを目指し、北京、深圳、上海に拠点を持つ総合的なアート企業です。

CCCとアートロンの提携により、この新たなアート事業がどのように発展していくのか、今後の動向から目が離せません。


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