エモーショナル・オレンジズ、東京で撮影された新曲MV公開

エモーショナル・オレンジズ、東京で新MV公開

近年、R&Bシーンで急成長を遂げている男女デュオ、エモーショナル・オレンジズ（Emotional Oranges）が、最新シングル「Only A Friend」のミュージックビデオを公開しました。彼らにとって、このMVは日本に訪れた際に撮影されたもので、渋谷の賑やかなスクランブル交差点やトレンディなコンビニ、クラブなど、東京のナイトライフを楽しむ姿が映し出されています。

このビデオは、彼らの初のアルバム『Orenjii』の一環としてリリースされたもので、5月に行われたGREENROOM FESTIVALでも注目され、大盛況のパフォーマンスが話題になりました。『Orenjii』には、R&B、ポップ、そして2000年代の懐かしい要素が融合した全11曲が収められており、エモーショナル・オレンジズの音楽スタイルをより深く理解することができます。

『Orenjii』の内容と背景

アルバム『Orenjii』のタイトルは、韓国語と日本語の“オレンジ”に由来しています。このタイトルは、普段交わることのない文化やサウンドの融合をテーマにしており、彼らの音楽プロジェクトに強い影響を与えています。多くの楽曲は、活気にあふれ、熱狂的なファンが集まる東京やソウルからインスパイアを受けており、彼らの創造的なビジョンに貢献しています。

エモーショナル・オレンジズのメンバーは、こう語ります。「ここ数年、ソウルと東京での経験が私たちの嗜好に強く影響を与えており、アルバムのタイトルやコンセプトのインスピレーションになりました。私たちの音楽とアートは、他の文化よりも早く彼らに受け入れられてきました。また、このアルバムは自己愛や他者愛に基づいた曲を作りたかったのです。」

ワールドツアーの成功も追い風に

エモーショナル・オレンジズは、現在アジア各地で開催中のワールドツアーで、数多くのソールドアウトを達成しています。特に5月に横浜でのGREENROOM FESTIVALのパフォーマンスは大きな話題となり、さらには北米ツアーも控えています。彼らは、アジアとアメリカで5,000人以上の観客を前にパフォーマンスしており、すでに確固たるファンベースを確立しています。また、2026年にはロンドンのラウンドハウスでの公演も予定されており、3,000人収容の会場で期待が高まっています。

エモーショナル・オレンジズの魅力

エモーショナル・オレンジズは、アメリカ・ロサンゼルスを拠点に活動しています。デュオはアザド・ナフィシー（Azad Naficy）とヴァリ・ポーター（Vali Porter）の2人から成り立っています。彼らの独特な音楽スタイルは、オルタナティブR&B、ソウル、ファンクを基盤におり、多数のメディアから高い評価を受けています。2019年にデビューし、デビューシングル「Motion」と「Personal」で瞬時に注目を集め、彼らの EP『The Juice』シリーズは全世界で4億回以上のストリーミングを記録しました。

2021年には、ヴィンス・ステイプルズやベッキー・Gなどをフィーチャーしたミックステープ『The Juicebox』を発表し、さらなる人気を博しました。彼らのライブパフォーマンスも話題になり、北米や欧州でのツアーも大成功を収めています。

最後に、エモーショナル・オレンジズは、ミシェル・オバマ元大統領夫人がファンだと公言するほどの人気を誇ります。今年5月には待望のデビューアルバム『Orenjii』をリリースし、アジアのファンたちを魅了し続けています。これからの情報から目が離せません。