ボカロP・歌い手と声優が贈る『良い人』MV公開！

ボカロPと歌い手が共演する新たな音楽の形

ボカロPの原口沙輔と歌い手のSouがタッグを組んだ新曲『良い人』のMVが4月25日（金）に公開されました。この楽曲は、感情の葛藤を描いた共感性ドラマコンテンツ『僕たちは夜な夜な』の2ndシーズンのスタートを飾る一曲です。

『僕たちは夜な夜な』とは

『僕たちは夜な夜な』（通称『僕よな』）は、アニメーションと音楽を組み合わせた新境地のコンテンツで、視聴者がキャラクターの内面に触れることができます。本作では、心の奥に秘めた感情や、「生きづらさ」に悩む姿が描かれています。今回の新曲『良い人』は、実際にキャラクターの声を担当する声優・増田俊樹が演じる要町れんまの心情を歌にしたものですね。

要町れんまの内面を描く

この楽曲の主人公である要町れんまは、学校では朗らかで周囲に好かれるよう努めていますが、その裏には「良い人」を演じ続けることでの苦悩が潜んでいます。「頑張ったって認められないなら無駄じゃん！」というフレーズからも、彼の苦しい思いが伝わってきます。れんまは、体育祭実行委員としてクラスメイトに不満を持たれないように努力しているものの、誰にもその努力を理解されず、苦しさを抱えているのです。

このシチュエーションは、誰もが共感できる「良い人」を選ばなければならない日本の社会の現実が反映されています。

音楽とビジュアルが融合

楽曲『良い人』のMVは、イラストレーターのMIKEが手掛けており、キャラクターの心情が伝わるような魅力的なビジュアルが特徴です。また、MVの公開に合わせて、ショートストーリー動画もYouTube上に公開され、見る者にさらに深い理解を提供しています。

クリエイターたちからのコメント

原口沙輔は、15歳でメジャーデビューし、幅広いジャンルで活動してきました。2023年には本名「原口沙輔」として新たなスタートを切っており、これまでに多くのアーティストへの楽曲提供も行っています。Souは、2013年から活動を始め、ユニバーサルミュージックとも契約しており、最新アルバムのリリースも控えています。MIKEは、SNSを中心に活躍するイラストレーターで、感情がにじみ出る表現力で知られています。こうしたクリエイターたちが集まった今作は、音楽とアートが見事に融合した作品となっています。